SSブログ

皆様、一度、うなぎの伝説を読んでみてください。『美少年に化けた鰻』 [番外編・編集後記]

うなぎの伝説です!



茨城県水戸から国道一二三号線を西北へ向い、東茨城郡常北町石塚から南下して、笠間へ向って五キロほど行くと、常北町上入野の小杉寺に着くが、ここは平清盛の長男平重盛の墓のあるところ。


この小杉寺からさらに玄関の方へ向かうと、常北町下古内に着く。ここには臨済宗の名刹清音寺がある。昔、寺が盛んな頃は常時数十人の小僧が寺で修業していたが、その中に一人の美少年がいた。毎日どこからともなく強飯を運んできては、本尊の観音様に供えていた。


ある時、古内の殿様が、藤井川で釣りをしていた。そのうち、殿様の棹に二メートルもある大きな鰻がかかった。腹を割いてみると腹の中は強飯でいっぱいだった。この時以来清音寺の美少年は姿を消した。この鰻が清音寺の小僧だったといい、村野人たちによって石の鰻地蔵が建立された。

(「茨城の伝説」角川版より)

こんな話、いっぱいあります☆

nice!(0)  トラックバック(0) 
共通テーマ:ニュース

nice! 0

トラックバック 0

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。