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「樽酒、ウナギ料理の旨味を引き立てる」〜菊正宗酒造が科学的に解明〜 [本紙記事/速報]

菊正宗酒造㈱(本社:神戸市東灘区、嘉納毅人社長)ではこのたび、樽酒がウナギの蒲焼など脂っこい料理や魚料理との相性がよいことを科学的に解明したと発表した。

同社総合研究所と広島県の(独)酒類総合研究所の共同研究によると、樽酒は通常の日本酒と比べて口中の脂分を洗い流しやすく、脂の多い料理でもさっぱりと食べられる効果、さらに魚介類由来の旨味をふくらませ、料理を引き立てる効果があることが確認された。そのため、ウナギ蒲焼も本来の旨味の余韻を残しながらさっぱりと食べることができる。

鰻と樽酒.jpg










今回の事実を解明するのに費やした研究期間はおよそ半年。同社営業部企画課の松田光司氏は「樽酒は脂と混ざりやすい性質を、通常の日本酒のおよそ1.2倍多く持っていることがわかりました。うなぎ以外にもマグロの刺身やそばつゆの味も引き立て、より旨味の余韻を残すことが出来ます」と話している。

樽酒は日本酒を吉野杉の樽に詰め、適度に樽の香りがのったところを瓶詰めしたもので、吉野杉の爽やかな香りが特長の日本酒。この樽の香りがあることからウナギの蒲焼などの脂っこい料理と相性が良いとされ、家庭用の出荷量は4.7倍(2000年と2011年の比較)と順調に売り上げを伸ばしている。
<詳細は日本養殖新聞10月5日号>


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