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美味!!「鯉」メニューのお店11〈2016年7月25日号掲載〉 [鯉シリーズ]


福岡県筑紫野市「鯉 ひろまつ」

「マックスバリュで『鯉の洗い』を地道にPR」

鯉料理を提供しているお店を紹介する「美味!!『鯉』メニューのお店」シリーズ。11回目を迎える今回は、西鉄二日市駅から車で10分、福岡県筑紫野市内にある「鯉 ひろまつ」。こちらは、50余年の歴史を持つコイ養殖最大手で年間800トンを誇る広松養魚場直営で、約25年前から営業をスタートしている。

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「鯉 ひろまつ」の外観

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「鯉 ひろまつ」の店内

「当初は、持ち帰り専門店でしたが、お客さんからのご要望もあり、イートインのスペースをまずは自宅で始めました。しかし、昼も夜も、となるとさすがに無理が生じ、店舗をつくることになりました」。
そう説明してくれたのは広松養魚場の広松正道専務取締役。1、2階合わせ、テーブル席・小上がり含めて計45席を数える店舗では「鯉アライ」630円、皮のコリコリとした食感が楽しめる「皮つきアライ」800円、「鯉のタタキ」800円、「鯉カルパッチョ」800円、「鯉定食」(鯉アライ、鯉コク、小鉢、鯉の甘露煮、香物、ご飯)1,600円、「ウロコチップ」150円、「鯉の甘露煮」420円、「鯉の南蛮漬」315円、「鯉コク」(大)420円、(小)210円、「鯉のあんかけ」3,500円、「鯉鍋」(3〜4名分)6,000円と、養鯉場直営だけにメニューも豊富だ。ほかにもウナギ、スッポン、アユなどもラインナップされている。

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「皮つきアライ」

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「鰻定食」

「多くの鯉メニューの中でもとくに『鯉アライ』、『鯉コク』がよく出ますよ。うちでは、鰻定食も提供させていただいていますが、一緒に鯉アライを頼む方も多いです。原料となるコイは流水式養殖で育ったものを扱っていてとくに身も締まっています」。

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店内のいけす

一方、国内最大手だけにコイの流通についてはどう見ているのだろうか。周知のように平成15年に起きたコイヘルペス問題による影響は根深く、当時、全国で8,000トン近くあったコイの養殖生産量は平成27年には3,256トンと半減以下となっている。生産者でもあり、流通業者でもあり、販売者でもある広松専務には、現状がどのように映っているのだろうか。

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「鯉のうろこチップス」

「正直、現状維持が精一杯です。ひとつの目標としては、コイヘルペス問題が起きる前の時点に戻すことで、地道にコイをアピール、営業をかけているところです。お陰様で昔からつながりのあるバイヤーさんを通じて、筑後川水系沿いのイオングループのマックスバリュ14店舗で『鯉の洗い』を扱っていただくことになりました。また5月1日の『鯉の日』に合わせて同月1〜5日の期間に行なわれた、佐賀県小城市のコイ料理の名所である清水(10件ほど鯉料理専門店が軒を連ねる)でのイベント『清水鯉まつり』では、テレビ、新聞、雑誌等メディアも取材、幅広くPRしていただいた。若いカップルから年配の方まで老若男女、多くの人にきていただきました。11月に行なわれる「清水竹灯り」という、紅葉のライトアップで有名なイベントもあり、そうした機会にいかにコイをPRしていくかが大事。まずはコイを一人でも多くの人に食べていただくことが大事ですから」と話しながら、またひとつの案として「“全国食用鯉品評会”で受賞したコイ料理をまとめたレシピ本を製作し、ホテルや旅館に配布、どんどんコイ料理を提案するのもいいかもしれない」と話している。

ビタミンE、コラーゲンを豊富に含むほか、体を構成するタンパク質に必要不可欠なアミノ酸が20種以上も含まれる等、美肌・健康に欠かせない商材、コイ。一にも二にも、“PRが大切だ”と強調する、コイ養殖最大手・広松専務のさらなる働きかけを注目したい。

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広松養魚場の広松正道社長(左)と、子息の真太朗さん

▼<ひろまつ>
〒818-0073 福岡県筑紫野市塔原西2-18-8
電話:092-922-3457
営業時間:[月・水〜金]11時〜19時30分[火]11時〜15時30[土・日・祝]11時〜20時


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