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最新号13.10.25発行 [本紙記事/速報]


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『ウナギ完全養殖、大量生産化は近い?』 [本紙記事/速報]


〜「“いつ出来るか”ではなく、“いつやるか”」、水産総合研究センター・増養殖研究所の田中秀樹グループ長が明かす〜
<講演『ウナギ人工種苗生産技術の現状と課題』にて>


全国の若手養鰻業者で組織される全国養鰻業者青壮年部連合会が22日、平成25年度全国大会を愛知県豊橋市のホテルアソシア豊橋で開催した。

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そのなかで、“ウナギ完全養殖”の第一人者である水産総合研究センター・増養殖研究所の田中秀樹グループ長が講師として招かれ、『ウナギ人工種苗生産技術の現状と課題』と題する講演を行った。

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田中氏は“環境省によるレッドリスト登録”“IUCNでもレッドリスト掲載を検討”“サイテスにおいても掲載が検討されている”などニホンウナギ資源を取り巻く厳しい現状を説明しながら、必要性がとくに迫られる“人工種苗生産技術”について言及した。

そのなかで「大量生産技術及びコストの低減が実現すれば、“種苗供給、価格の安定化”“天然稚魚の採捕を減らせる”“種の保存を可能にする技術”“育種の可能性(高成長など)”が期待出来ます」とした上で、「ちなみに“現在の技術で量産はどこまで可能か?”についてですが、親鰻からの“成熟・排卵率は90%”(※1尾あたりの排卵数60万個)、ふ化率は30%、仔魚生残率は“ふ化から摂餌開始まで80%、摂餌開始からシラスまで5%”という状況です。これをふまえるとシラス5トン(=2500万尾)の人工生産には催熟親魚数は3858尾数が必要になる計算となります」と説明した。

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続けて「現在の技術があれば計算上は大量生産が可能です。しかし、なぜ、“やれないか“はコストの問題、そして量産化対応飼料開発などの問題があるからです。こうした事を踏まえると、よく聞かれます”いつ出来るのか“ではなく、”いつやるか“という段階に入ったと言えます」と述べ、確実に進歩している事を明らかにした。

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ちなみに現状ではシラス1匹にかかるコストは飼料代、設備投資、人件費、光熱費など1000円以下では無理だという。


[ぴかぴか(新しい)]全青連・全国大会記事は本紙10月25日号で掲載>

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新刊『うな丼の未来 ウナギの持続的利用は可能か』 〜青土社発行〜 [これはみたい一冊]


新刊『うな丼の未来 ウナギの持続的利用は可能か』(東アジア鰻資源協議会日本支部著、四六版、278ページ、1,995円)が24日より、青土社から発行される。

内容は、今年7月22日の土用の丑の日に東京大学で行われたシンポジウム「ウナギの持続的利用は可能か―うな丼の未来」をまとめたもので、日本大学の塚本勝巳氏や東京大学の海部健三氏、北里大学の吉永龍起氏など、当日出席した専門家の講演内容などを収録。また、業界からの提言として日本養鰻漁業協同組合連合会の白石嘉男会長と、全国鰻蒲焼商組合連合会の湧井恭行会長の声も収録している。

海部氏は「ウナギの保全と持続的利用を推進するためには、消費者を含むすべてのステークホルダーが正確かつ十分な知識を持つことが不可欠。一人でも多くの人が本書を手に取り、ウナギや資源の持続的利用について考えてもらえれば」と話している。

〈お問い合わせ〉
株式会社青土社 編集部 電話:03-3291-9831

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最新号13.10.15発行 [本紙記事/速報]


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・丸紅がネシア産加工品販売へ
・築地秋まつり2013
・鰻に魅せられてその33〜蒲焼のルーツ「蒲の穂焼き」〜
ほか
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ネシア産加工品を販売へ ~丸紅が手掛けるネシアの鰻事業本格化~ [本紙記事/速報]



〜大手量販店で秋の土用丑に向け長焼等中心に販売〜

丸紅では、インドネシアの飼料を中心とする総合食品コングロマリット・JAPFAとの合弁会社IROHA SIDAT INDONESIA社を設立、インドネシア産ウナギの養殖、加工事業を手掛けて4年、この2014鰻年度(13年9月〜14年8月)のウナギ加工品の生産、販売100〜200トンを掲げるなど軌道に乗り始めている。

現地で養殖、加工されたウナギ蒲焼商品はこの春に続き、秋の土用丑の日(10月26日)に向けて大手量販店で販売される見通しだ。商品は、原料サイズで40〜90尾(10kg当たり)を使用した長焼及びカットものでの販売を予定している(販売価格は未定)。

今年4月の販売では好調な売れ行きを見せただけに、引き続いて好商いが期待されている。丸紅では「今鰻年度では加工換算で100〜200トン、来鰻年度は200〜400トンの生産、販売を予定している」と目標を掲げており、今回の販売で弾みをつけたいところだ。

▼なお本紙10月25日号付では、『丸紅が描くインドネシア産ウナギ加工品のこれから』と題する特集記事を掲載します。

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インドネシア・ジャワ島東端の港湾都市「バニュワンギ」南にあるボモ養殖場。

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今年4月、大手量販店で販売されたインドネシア産ウナギ加工品。

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最新号13.10.5発行! [本紙記事/速報]


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“うなぎの嗅覚は人の100万倍?!”
“100年余の歴史誇る高瀬観光やな”
“石巻市内を歩きました”
他。
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