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スーパーの鰻蒲焼拝見 〜チラシ掲載や特売少なく 売り場スペースの縮小目立つ!! 〜 [本紙記事/速報]


先週末、本紙月例となっている都内の各スーパーのウナギ売り場を回ってみたが、11月21日に「ボージョレ・ヌーヴォー」が解禁になったことから、この時期はどこもチラシは「ボージョレ・ヌーヴォー」を中心とした酒類やワインに合うパスタ、ステーキ用の肉類などがメインとなっている。22日が「いい夫婦」の日であることもあり、「この週末は夫婦でワイン片手にちょっと高級なステーキを」という狙いもあるのだろうか。

翻って、ウナギはどのスーパーも売り場スペースを縮小。赤札やポップを出して特売を実施するところはごくわずかで、前回より品数が減っているスーパーも多い。先週末に調査した各スーパーの売り場を紹介したい。

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「ボージョレ・ヌーヴォー」解禁をPRする東急ストアのチラシ。

◎サミット〈鷺宮店〉
23〜25日のチラシは、創業50周年感謝特価、サミット大市。イベントはワイン&おつまみでボージョレ・ヌーヴォー、簡単ビーフシチュー、タコとキノコのアヒージョ等々。うなぎ蒲焼はチラシに載ることなく、常設のコーナーだけ。人気の国内産串蒲焼1,380円、いち押し─福建省産炭火焼串蒲焼(小)498円。ご奉仕品─備長炭焼本格仕込み串蒲焼(大)698円(中国産、マルハニチロ)。これに定番の宮崎産うなぎ長蒲焼真空パック1,980円(山田水産)、はいばらうなぎ蒲焼カット真空パック1,780円(国産、はいばら)、これにうなぎ屋がつくった国産あなご蒲焼パック、タレ付580円(宮城産いらこあなご、90g、マルニウナギ加工)。 

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サミットで売られるマルニウナギ加工の宮城産いらこあなご(90g)580円。

◎東武ストア〈練馬豊玉店〉
22〜24日のチラシは、創業54周年、大創業祭第2弾、全国うまいもの市─日本全国からうまいもん取り寄せました。北海道、関東、東海、中国・四国─。うなぎ蒲焼は常設の棚に唯一の一品。PBバリュープラスうなぎ蒲焼真空パックカットもの1,480円(鹿児島産、販売者ベニレイ、総発売元八社会)。これに、ひつまぶしの素198円(ダイショー)、蒲焼のたれ158円(ユタカフーズ)。 

◎西友〈練馬店〉
常設のうなぎ蒲焼売り場には、PB“食の幸”うなぎ蒲焼1尾が前月の1,470円から200円アップ1,670円(大森淡水)に─。このほか、中国うなぎ蒲焼串「極」ブランドトレーパック1串497円、2串994円(東海澱粉)、上の棚の真空パックハーブうなぎ蒲焼カット1,170円と鰻楽ひつまぶし997円(いずれも大森淡水)と、ともに値段は変わらない。蒲焼のタレ120円(金印わさび)。 

◎ザ・ガーデン〈池袋西武地下〉
スーパーのなかで、うなぎ蒲焼を常にアイテムを揃えしかもワンランク上のものを取り揃えているのがガーデンといえる。定番として、東京新橋の“ての字”の真空パック三品。江戸の味(特大・網カット)2,310円、元祖(大・網カット)1,890円、元祖(中・ポン半カット)1,680円。このほか、宮川本廛の箱入り真空パックカットもの1,470円、金沢浅田屋の真空パックカットもの1,365円、味の浜藤、真空パック串蒲焼大1,575円。これに赤札商品として、九州産うなぎ長蒲焼1尾2,980円(立川市・三和食品)。蒲焼のたれ135円(80g、万城食品)、イチミツボシ蒲焼のたれ147円(瓶、たまり醤油使用、盛田)。 

◎オオゼキ〈練馬店〉
生鮮魚介類の売り方は、最も昔の“魚屋風”で根強い人気を持つ。この3〜4日は鯛、ウツボ、アジ等々豪快な売り方で客の目を引く。日頃からうなぎ蒲焼は他のスーパーより積極的に販売してきていたが、さすがに最近は、常設の棚で「綱正うなぎ」が三点のみ。蒲焼串パック1,580円と、白醤油焼き、白焼それぞれカットパック1,580円(フーズ・ユー)。今回は特設ワゴンで熊本産うなぎ長蒲焼1,480円が売られていた。 

◎BIG-A〈練馬豊玉北店〉
常設の棚に定番の“自慢の逸品”真空パック台湾産うなぎ蒲焼699円(カットもの、京丸うなぎ)。 

◎コープみらい〈ミニコープ桜台駅前店〉
常設の棚の定番の真空パック・鹿児島県大隅うなぎソフト蒲焼カットは、前回1枚880円だったものが1,180円に、そして2枚1,760円のものが2,280円(大隅地区養まん漁協)と大幅に値上がっていた。うなぎ茶漬けの素198円(大五通商)、蒲焼のたれ198円(鈴勝、120g)。 

◎いなげや〈練馬上石神井南店〉23・24日のチラシは、家族みんなで今夜は洋食鍋!たっぷり魚介のブイヤベース風鍋─。播磨灘産生かき(生食用)、バナメイエビ他材料豊富に取り揃える。裏面は3〜5割引の他、ポイント10倍キャンペーン。やわらかふっくらうなぎハーフ(2切れ)中国産、980円、同(1切れ)500円(向日葵食品)、鹿児島大隅うなぎ胴割1,580円、同・長焼き(1尾)1,880円(ともにおおさき町鰻加工組合)、やわらかふっくらうなぎ長焼き(真空)1,580円、愛知三河産白焼きうなぎ胴割り1,580円(向日葵食品)、鰻鹿児島産カット(無投薬養殖、真空パック)1,680円、やわらかふっくらうなぎかばやきパック598円(中国産真空、エム・エイ・トレーディング)、中国産きざみうなぎ398円(真空・エム・エイ・トレーディング)、紀文のたれ(100ミリ)168円、カザミのたれ(80ミリ)148円。

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いなげやで売られる向日葵食品の中国産やわらかふっくらうなぎ(110g、500円=上)と、鹿児島産の無投薬養殖うなぎカットもの(1,680円=下)。

◎クイーンズ伊勢丹〈杉並桃井店〉
21〜24日の同通信には、11月21日解禁・ボージョレ・ヌーヴォー2013を前面に1,980円から3,675円の5種を積極ピーアール。中面には、ワインを楽しむ食卓、ワインに合うおつまみセレクト、お好みのアレンジでおいしさ広がる…。サーモン、エビ、ハムetc。また、毎週日曜日開催の朝市のコーナーで原料原産地鹿児島他うなぎ蒲焼1枚1,180円が掲載されていた。浜名湖産浜名湖加工うなぎ串(浜名湖淡水、1,680円)、おおさき町うなぎ蒲焼・長焼き1,580円、愛知県一色町産うなぎ蒲焼グリーンQ1,780円(ヨコハマ島淡水)、うなぎはいばら真空国内活鰻使用1980円、築地魚河岸江戸風蒲焼串1,680円(小林川魚)、築地魚河岸江戸風蒲焼長焼き2,380円(真空・小林川魚)、うなぎかばやき箱入りレトルトパック1,980円(しま村)、きもすい238円(しま村)、カザミのたれ238円、さんしょうのこなS&B298円、国産山椒(山本貢資商店)399円。 

◎ヨークマート〈石神井店〉
23〜25日のチラシは、月末恒例の肉のビックリ市をメインに、すきやき、しゃぶしゃぶ、ステーキ用の国産牛肉を前面にアピール。裏面は週末はボージョレ・パーティーと銘打って、980、1,380、2,480円のボージョレ・ヌーヴォーの三品をメニューに。鹿児島うなぎ蒲焼長焼き1,280円(薩摩川内)、薩摩川内うなぎ真空パック1,480円、カザミのたれ(50ミリ)128円。

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ヨークマートで売られる薩摩川内の鹿児島産うなぎ蒲焼長焼(1,280円)。

◎ライフ〈練馬中村橋北店〉
愛知三河産活焼健康なうなぎ1,380円(真空大、カネダ・あつみ)、中国産うなぎ蒲焼598円(真空、佳成食品)。

◎東急ストア〈錦糸町オリナス店〉
チラシの販売期間は11月21〜24日。21日に「ボージョレ・ヌーヴォー」が解禁になったためか、「今夜は葡萄会」をテーマにパスタや外国産のフルーツなど洋食がメインとなっており、うなぎは入る余地がないといった印象だ。パックの国産うなぎ蒲焼カットもの1,980円(榛原鰻販売)。のれんパックのうなぎ蒲焼カットもの1,980円(野田岩)。パックのうなぎ蒲焼串カット1,680円(味の浜藤)。トレーの九州産うなぎ蒲焼「鰻楽」80g×2入り980円(大森淡水)。ラベルには「素材そして、味への想い」と印字。パックの静岡産うなぎ蒲焼カットもの1,280円(雅水産)。トレーの静岡産うなぎ長蒲焼(大)1,980円(静岡うなぎ漁協)。パックの鹿児島産うなぎ蒲焼カットもの(ブランド名「バリュープラス」)980円(奈良)。きもすい158円(京丸)。ひつまぶしセット158円(キッコーナ)。さんしょうの粉345円(S&B食品)。蒲焼のたれは盛田、ユタカフーズ、静岡うなぎ漁協の3社から販売されており、価格は順に145円、158円、158円。 

◎ピーコックストア〈大島店〉
チラシの売り出し期間は11月21〜24日まで。やはり「ボージョレ・ヌーヴォー」解禁記念でパスタやチーズ、オードブルなどワインに合ったお惣菜が中心となっており、うなぎは掲載されていない。トレーの鹿児島産うなぎ蒲焼長焼1,680円(薩摩川内うなぎ)。パックの中国産炭火焼うなぎカットもの398円(佳成食品)。パックの国産うなぎ蒲焼串カット特大2,300円、大1,280円(いずれも味の浜藤)。蒲焼のたれ128円(万城食品)。きもすい218円(大井川うなぎ販売)。うなぎのたれ328円(日本食研)と、前回よりアイテム数は減っている。 

◎イオン〈葛西店〉
PBの「トップバリュ グリーンアイ」パックの鹿児島産うなぎカットもの980円、同じく長焼は1,780円(いずれも山田水産)。パックの中国産うなぎカットもの798円(佳成食品)。過日、本紙で紹介した、バラエティーに富んだ規格があるインドネシア産は今回は長焼の小サイズのみで980円。「トップバリュ グリーンアイ」の蒲焼のたれ148円。ひつまぶしの素198円(ダイショー)。こちらも以前よりアイテム数が少なくなっている。 

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イオンで売られる山田水産のさんま蒲焼(398円)。

◎イトーヨーカドー〈小岩店〉
チラシの売り出し期間は11月23・24日の2日間。「家族で味わう感謝の食卓」と銘打って寿司や刺身の盛り合わせなどがメインになっている。トレーの鹿児島産うなぎ蒲焼長焼中サイズ1,680円。トレーのデンマーク産静岡県沼津加工の長蒲焼小サイズ598円。PB「セブンプレミアム」パックのうなぎ蒲焼カットもの498円(ニチレイフレッシュ)。パックの国産うなぎ蒲焼「自慢の逸品」カットもの1,180円(京丸うなぎ)。山椒の粉338円(S&B食品)。蒲焼のたれ98円(カザミ)。 

◎ベルク〈江戸川臨海店〉
チラシの売り出し期間は11月23〜25日まで。「お疲れさまのごちそう!」がテーマで、手巻寿司セットや海鮮鍋物セットなど家族で楽しめる料理が中心。うなぎはトレーの中国産炭火焼長蒲焼が880円で掲載されている。トレーの鹿児島産うなぎ長蒲焼大サイズ1,680円。パックの中国産うなぎカットもの698円(カネナカ)。うなぎひつまぶしの素198円(ダイショー)。蒲焼のたれ99円(鈴勝)。うなぎきも蒲焼398円(浜名湖食品)。さんしょうの粉348円(S&B食品)。 

◎ダイエー〈船堀店〉
B4サイズのチラシの半分を「ボージョレ・ヌーヴォー」解禁の特集が占め、ステーキやオードブルの特売が並ぶ。青果や鮮魚の生鮮品は98円均一として掲載されているが、決して目立つ存在ではない。トレーの鹿児島産うなぎ蒲焼大サイズ1,980円。パックの国産うなぎ蒲焼カットもの「薩摩富士」1,280円(ベニレイ)。パックの国産うなぎ蒲焼カットもの「うなぎや」1,480円(紀文)。パックの国産うなぎカットもの「すこやか育ち」1,280円(福岡養鰻)。きもすい198円(大井川うなぎ販売)。うなぎひつまぶし膳298円(トーノー)。ひつまぶしの素198円(ダイショー)。さんしょうの粉318円(S&B食品)。蒲焼のたれ118円(鈴勝)と、特に変化はなかった。 

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ダイエーで売られる福岡養鰻の「すこやか育ち」(1,280円)。

◎フードスクエア カスミ〈南越谷店〉
チラシの売り出し期間は11月22〜25日まで。やはり「ボージョレ・ヌーヴォー」解禁でチーズやパスタなど「ワインによく合ううまいもの」がメインとなっている。午前中に訪問するとレジに長い行列ができて比較的混雑していたが、うなぎ売り場を確認して出ようとすると既に混雑は解消していた。パックの鹿児島産うなぎ蒲焼カットもの「うなぎや」970円(紀文)。パックの三河一色産うなぎ「さっぱり焼」カットもの980円(カネナカ)。トレーの中国汕頭うなぎ長焼1,180円、同じく串カット680円。うなぎひつまぶしの素198円(ダイショー)。うなぎのたれ280円(日本食研)。「トップバリュ」蒲焼のたれ148円。こちらもアイテム数の減少が目立った。 

◎オリンピック〈西一之江店〉
チラシの特売期間は11月21〜25日。やはり「ボージョレ・ヌーヴォー」が中心だが、「水産大市」と銘打った鮮魚品の特売もバラエティーに富んでおり負けてはいない。うなぎはトレーの中国産の串蒲焼3串入りが998円で載っていた。トレーの愛知産うなぎ長蒲焼1,980円(奥浜名湖フーズ)。トレーの鹿児島産うなぎ長焼「旨水の鰻」1,780円、同じくパックのカットものは1,380円(いずれもマリンフーズ)、ラベルに「国産丸大豆本醸造醤油使用」と印字。トレーの中国産うなぎ蒲焼「うなぎの極」串カット1串入り680円、2串入り1,280円。山椒の粉347円(S&B食品)。蒲焼のたれ168円(ユタカフーズ)。 

◎マルエツ〈松江店〉
パックの宮崎産炭火焼鰻蒲焼長焼、三年熟成八本木樽醤油使用1,680円(山田水産)。パックの国産うなぎ蒲焼カットもの1,680円(榛原鰻販売)。パックの中国産うなぎ蒲焼カットもの580円(エム・エイ・トレーディングカンパニー)。パックの国内産うなぎ蒲焼カットもの1,380円(浜名湖食品)。パックの静岡産うなぎ白焼カットものは半額シールが貼られ790円(静岡うなぎ漁協)。さんしょうの粉345円(S&B食品)。蒲焼のたれ88円(鈴勝)。ひつまぶしの素198円(ダイショー)。 

◎マルエツプチ〈晴海トリトン店〉
パックの国産うなぎ蒲焼カットもの1,380円(浜名湖食品)。パックの中国産うなぎ蒲焼カットもの580円(東海澱粉)。山椒の粉345円(S&B食品)。蒲焼のたれ158円(鈴勝)。 

◎成城石井〈晴海トリトン店〉
パックの宮崎、徳島産うなぎ蒲焼カットもの2切れ入り80gが1,590円(川口水産)。京山椒ミニ5gが368円(一休堂)。

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日本養殖新聞制作『2014年カレンダー』完成! [本紙記事/速報]


本紙ではこのたび、年次恒例の『2014年カレンダー』(A3サイズ[縦42.0センチ×29.7センチ]・カラー)を制作致しました。東京、大阪の公設中央卸売市場の休市、臨時開市日、年4回の土用丑、月の満ち欠けなども掲載しています。

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価格は1枚50円(税別)。お申し込みは10枚単位で、送料は一律800円(※お支払いは金額分[郵便切手]、ご送付下さい)。数に限りがありますのでお早めにお申し込み下さい。

[お問い合わせ]
〒104-0054
東京都中央区勝どき2-8-12
東京ビュック中銀319
TEL03−3531−3662
FAX03−3531−0964
メールアドレス:info@yoshoku.com
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最新号13.11.25発行 [本紙記事/速報]


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〈主な内容〉
・第46回養鱒振興全国大会開催 〜栃木県那須町〜
・国内外シラスうなぎ漁情報、台湾すでに500kg越す!!
・取材先で見つけた話題の蒲焼専門店「阿み彦」
・10月分の養魚用配合飼料生産
・第1回全国鮎養殖生産者合同会議 〜京都市〜
・その他
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最新号13.11.15発行 [本紙記事/速報]


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〈主な内容〉
・希望池入れ価格は80万円、日本鰻協会がシラスウナギ指標価格を!
・台湾のシラス鰻漁“好スタート” 半月で早くも200kg超える
・全蒲・東蒲共催「研修会シンポジウム」
・第8回国産ニジマス中国料理コンクール本選!!
・第13回「浜名湖うなぎまつり」開催
・第3回親ウナギ放流事業実施 浜松うなぎ販売組合他
・その他
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冬の土用丑の日販促ポスター、ポップを作成       〜日本鰻輸入組合〜 [本紙記事/速報]


日本鰻輸入組合(森山喬司理事長)がこのたび、来年1月18日、30日の冬の土用丑の日(※土用入り1月17日)に向けて販促ポスター、ポップを作成した。

冬ポスター<輸入組合>.jpg

従来の縦長サイズ(25.7センチ×72.8センチ)のポスターは"寒さに負けない食の知恵"をキャッチフレーズに、冬の花である椿をバックに美味しそうなうな丼を掲載。また店内に貼りやすいようにB5サイズ(18.2センチ×25.7センチ)のポップも同様に作成。ポスター、ポップを活用し、冬場のウナギ消費を是非とも底上げさせたい。

ちなみに、価格はポスターが1枚60円、ポップが1枚80円。〆切りは12月6日(納品12月24日予定)までで、送料(梱包費含む)一律800円。同組合では「ご注文はポスター、ポップともに10枚単位でお願いします」との事。

[問い合わせ]
日本鰻輸入組合(佳成食品㈱内)
〒101-0047 東京都千代田区内神田1-2-8  楠本第二ビル10階、電話03-3518-2240、FAX03-3518-2241。

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最新号13.11.5発行 [本紙記事/速報]


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主な記事
・平成25年度全国鮎養殖漁業振興懇話会を開催―滋賀県大津市―
・イオン、春に続いてネシア産ウナギ蒲焼販売
・活鰻輸入下降辿る―9月の輸入通関―
・国際うなぎLABO 東京大学モバイルミュージアムInみやざき開所式典、宮崎県美郷町
・老若男女がアユを堪能―岐阜県郡上市和良町―
ほか
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ニホンウナギ、IUCN(国際自然保護連合)のレッドリスト掲載回避との報道 [他紙/鰻関連情報]


懸念されていた、IUCN(国際自然保護連合)による11月改訂の『絶滅危惧種』のレッドリストにニホンウナギは掲載されない見通し、と他紙が報道している。

今年7月、ロンドンでウナギ属全種の絶滅危惧を評価、議論するウナギワークショップが開催されたが、関係筋曰く、「ワークショップはあくまでもレッドリスト登録検討プロセスの一部に過ぎない。ワークショップでの検討結果は、事務局が手直しした正式な報告書を作成、それをもとにIUCNが決定を下す、という流れのようだ。なお、環境省がレッドリスト登録を検討したデータとほぼ同じデータが使われ、IUCNと環境省の基準もほぼ同じであるため、同様の結論になる可能性が高い」としていただけに、”掲載”濃厚と見られていた。

前回の7月に続き、11月のレッドリスト改訂でもニホンウナギは”掲載”を逃れたとされるが、これまでレッドリストは年に2〜3回、改訂されており、引き続いて予断を許さない状況にある。今後もこれまでと変わらない、徹底したウナギ資源管理は求められよう。



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『初日は、海が荒れ殆ど採れず』〜台湾シラスウナギ漁始まる〜 [本紙記事/速報]


〜シラスウナギ主採捕地の隣の花蓮縣で
昨晩、突如マグニチュード6.3の地震!!〜

2014年度(平成26年度)の国内外のシラスウナギ漁は、先陣を切って台湾が昨晩からスタートした。言うまでもなく、台湾はこれまで日本のように解禁を含めた漁期が存在していなかった。が、しかし、ウナギに対する風当たりは周知の如く、国内外で三年後のワシントン条約や、日本国内の環境省版レッドリストにおいても絶滅危惧種に指定された他、今後は世界的に権威のあるIUCN(国際自然保護連合)のレッドリストへの掲載が懸念されている。こうした背景の中で台湾政府も、ウナギ資源の保護、保全から、2014年度のシラスウナギ漁について“解禁日を設ける”ことで国際協力していく姿勢を明らかにしている。

その台湾のシラスウナギ漁が昨晩(12時〜)から始まった。とはいえ、漁を妨げる“地震”が昨晩現地時間8時頃、突如シラスウナギ採捕メッカ北部宜蘭縣の隣の花蓮縣で発生、それもマグニチュード6.3という大きなもので、現地の関係者は“出鼻をくじかれた”─と。2〜3日前頃から宜蘭縣の頭城から東港界わいで、なかでも鶯歌石方面で魚影がのぞかれ、期待感をもたれていた。

が、この大きな地震に見舞われた?ことで、海上が荒れ、海も汚れて漁に適さないのと、漁で手すきで採る漁師たちも「数匹しか…」(漁師3人の採捕したシラスウナギの魚体について、1人は5.8センチ、もう1人は6.0センチ、あとの1人は6.1センチだったという)という感触からか、船舶による出漁は「油代にもなりそうになく、今晩はやめ!」と断念する船舶が多かったと関係者はいう。すでに、南部屏東縣からのシラスウナギ船舶もたくさん到着しているが、初日としては“カラ振り”となったといえそうだ。

関係者は「闇の大潮が、この3日であり、それなりに期待した。が、突如の地震の影響は避けられなかったんではないか。聞けば、手すきの漁師で皆、5〜6匹程度。だから、船舶は出漁を見合わせたということは納得できる。手すきがそういう状況なので、シラスウナギはまだ海に沢山いない計算をしている。ただ、西海岸(雲林縣)で、1人の漁師が60匹採ったとか、宜蘭縣で100匹採った…の話が聞こえるが、定かでない。

いずれにしても、地震の影響がどうなるかは別として今晩から船舶も手すき、定置網が揃うだろう」─と語っている。

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