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今号のうなLady〈Vol.87〉〜2017年10月5日号掲載〜 [うなLady]


遠藤 藍子さん(24歳)
「かのうや」ホールスタッフ(さいたま市大宮区)

▼どんなときにウナギを食べたいと思いますか?
-暑い時期や疲れたときは、体力をつけるために食べたくなります。今までは土用の丑の日くらいでしたが、アルバイトで勤務を始めてからお店で賄いで食べる機会が多くなりました。

▼ニホンウナギが絶滅危惧種に指定されたことについてどう思いますか?
-養殖技術が進歩して一日も早く完全養殖ができるようになり、ウナギの美味しさがさらに広まってほしいと思います。

▼お仕事ではどのようなことを心がけていますか?
-気持ちが落ち込んでいるときでも不機嫌な表情を顔に出さず、常に笑顔でお客様と接することです。

▼お仕事のやりがいをお聞かせください。
-お客様から「美味しかった」と言われたとき、また、メニューに関することなどをお客様から質問され、それにお答えしてお客様が「ありがとう」と言ってくださったときはやりがいを感じます。

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「蒲焼店が考える“これから”」103 〜2017年6月15日号掲載〜 [蒲焼店が考える“これから”]


市原祥 営業マネージャー
(満る岡(まるおか)/埼玉県行田市)

『これからは専門店自体が職人育成を担う時代』

今年も早いもので6月半ばに差し掛かり、業界のお祭りとも言える夏の土用丑の日まで残すところ1ヶ月余りとなった。すでに愛知三河一色では新仔の池揚げが始まっており、7月に入れば、宮崎エリア等も含め、各地で新仔池揚げは本格化する見通しだ。一方では夏日となる地域も散見されるなど、丑商戦に向けての期待感も日増しに高まっている。ところで昨今は活鰻仕入れ値が一昔前に比べ高値安定で推移している。ただ、ピークは過ぎており、現時点の相場は昨年同時期よりも幾分、値頃となっている。そうしたなかで、貴店の販売状況はどうだろうか。

「売上に関しては、昨年に比べて微増の状況です。また利益率は3〜4年前より、改善しています」

一方で、厳しい販売状況下のなかで販売促進など、貴店ではどのような対策をしているだろうか?

「商工会議所の担当の方と協力して、今後の販促を検討しているところです」

ちなみに商売をしていく上で要となる活鰻原料。貴店で扱うウナギに対するこだわり、あるいは考えなどはあるのだろうか。

「現在は、国産ものを中心にサイズは4.4尾〜5尾を扱っています。産地よりも、ウナギ自体の品質を優先して、常に納めていただいています。なお、活鰻の時と、焼いた後ではあまり縮まないものが良いウナギではないでしょうか」

ところで昨年9月に行われたワシントン条約では、ニホンウナギの附属書掲載を免れたものの、EUではウナギの資源・流通の実態調査を提案、可決されており、引き続いて予断を許さない状況にある。そんな、昨今のウナギ資源問題についての思い、考えはどうだろうか?

「限りある資源である、ウナギ稚魚の乱獲の件も是正などをさらに進めていく必要があると考えております」

一方、ウナギ資源問題と同様に、解決策の見えない、深刻な状態にあるウナギ職人不足についてはどうだろうか。

「これからの時代は、専門店自体が職人の育成を担っていく必要があると考えています」

近年は、前述のように、ウナギ資源問題を始め、相場の高値安定、またウナギ職人不足の問題など、ウナギ専門店業界を取り巻く環境は一昔前に比べて大きく変化している。そうした中で、鰻専門店として今後、どう進んでいくべきだろうか。

「伝統の継承はもちろん必要ですが、一方では時代のニーズにマッチした商品、サービスの提供が必要であると考えています」

[データ]
「満る岡(まるおか)」
〒361-0057 埼玉県行田市城西4-6-21
電話:048-554-2263

満る岡市原マネージャーブログ.JPG

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最新号19.6.25発行しました! [本紙記事/速報]


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主な内容〈8ページ建て〉
▼完全養殖商業化へ更に前進(国立研究開発法人 水産研究・教育機構 増養殖研究所)〜無償提供のシラスを成鰻まで育成、今後の課題は生産コスト削減〜
▼ウナギ資源に何を思う ワシントン条約回避と未来へつなげる食文化 24 〜完全養殖ウナギの商業化はいつぐらい?〜
▼壁谷豊氏死去 〜幡豆淡水魚(株)社長〜
▼5月分の養魚用配合飼料生産量 〜鰻用2ヶ月連続の前年超え/(一社)日本養魚飼料協会〜
▼全青連・執行部の面々に聞く⑤ 〜資源有効利用のため、太物市場の拡大急務(三河一色・長坂養鰻場、長坂英徳監事)〜
▼5月の訪日外客数、277万3,000人で5月として過去最高!〈日本政府観光局調べ〉
▼Interview 人 ひと「各業界団体との情報共有を」〜東京鰻蒲焼商組合新理事長・鴛尾誠一郎氏に聞いた〜
▼14ヶ月連続のマイナス、落ち込み幅は7.4% 〜令和元年5月分・東京淡水魚卸協同組合〜
▼大高未貴のなんくるないさぁ〜 その73 〜たまたま見つけたHP「宇宙の子 マサ」〜
▼「名代 宇奈とと」上海1号店オープン 〜多くの利用客で賑わう!6日/中国・上海市黄浦区〜
▼コンビニの「丑の日」チラシ出揃う!〜昨年より値上がり、規格変更も散見〜
▼“うなぎ処 いっしき”内覧会 研修会&懇親会同時開催 〜「三河一色ブランド、より広くアピールしたい」(山本組合長談)〜
▼髙崎竜太朗のウナギストワールドツアー44 〜アートに神話…ウナギ続々登場〜
▼今号のうなLady Vol.138
▼コンビニ好調も、他は微減相次ぐ 〜チェーンストア・スーパー・百貨店・コンビニの5月分販売概況〜
▼旬に突入、相場600円台の高水準維持 〜銀ザケ市況6月21日現在〜
▼新仔池揚げ、いよいよ本格化へ 〜愛知に続いて宮崎、静岡も サイズは成育の良さ物語る4尾主体〜
▼平成30年度 水産白書/水産庁 〜ウナギ資源管理重ねて強調、アユの早期小型放流も紹介〜

その他。

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