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今号のうなLady〈Vol.125〉2019年1月10日号掲載 [うなLady]


福富朝希さん(24歳)
女優

▼どんなときにウナギを食べたいと思いますか?
-「暑い夏です」と答えそうになりましたが、出来ることなら2週間に一度はいただきたいです(笑)。生まれが岐阜で、ひつまぶしが大好きだった子供の頃はよく祖母に近所の鰻屋さんに連れて行ってもらっていました。

▼ニホンウナギが絶滅危惧種に指定されていることについて、どう思いますか?
-価格が上昇したり、最悪、食べられなくなったりしてしまうのは本当に悲しいですし、たぶん泣きます。ですから今、進められているウナギ完全養殖の商業化が上手く進めば良いなと思います。

▼お仕事のやりがいをお聞かせください。
-役者の一番の醍醐味は、『自分じゃない人間の人生を疑似体験できること』です。作品によっては、観たお客様を暗い気持ちにさせてしまうこともありますが、作品を通して自分の生き方や周りの人のことを少しでも深く考えるキッカケになればいいなと思っています。

▼お仕事ではどのようなことを心がけていますか?
-人の心と心がぶつかり合わないと板の上で役として生きられないので、自分を解放してさらけ出すこと(あくまで心がけていることなので、出来ているかは別問題です。泣)。まずは「挨拶、返事、礼儀」をしっかりして共演者と積極的にコミュニケーションをとることを心がけています。

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美味!!「鯉」メニューのお店26〈2017年2月25日号掲載〉 [鯉シリーズ]


SNS等で若い世代にアプローチ

埼玉県ふじみ野市「一味亭」

今号の「鯉シリーズ」の舞台は埼玉県ふじみ野市にある「一味亭」。本紙1月10日号の「新・百鰻見聞録」で紹介しているが、鯉料理が食べられるお店として再度取り上げてみた。

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「一味亭」の外観

「一味亭」は創業50年。鯉料理は「あらい」「うま煮」「鯉こく」の3品を提供している。創業以来、茨城県の霞ヶ浦産の養殖鯉を使用し、1尾の重さは1.5kgほど。
「『あらい』は調理後に置いておくと独特のプリプリ感が出ず、色もくすんでくるので、ご注文を受けてからさばいています」。
そう説明するのは三代目の西山加三喜専務。また、「うま煮」と「鯉こく」は高齢者や子供でも食べやすいように、圧力鍋で時間をかけて骨まで柔らかくしてある。「うま煮」は砂糖・醤油・みりんを使って味を少しずつ染み込ませていくほか、「鯉こく」は合わせみそとの兼ね合いがよく、弱火で鯉の味をより出しているのが自慢。

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「鯉のあらい」

「鯉は泥臭いこともありませんし、鯉が好きな子どもさんもいます。実際に召し上がったお客様からも『おいしかった』という反応が多いですね。ただ、ご注文いただくのは年配のお客様が大半で、若いお客様はほぼ『初めて食べた』という反応です」。

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「鯉のうま煮」

西山専務はそう話し、若い世代は食用鯉としてのなじみがなく、食わず嫌いの傾向があることを強調した。そのため、若い来店客が注文する際には「あらい」は「刺身」、「うま煮」は「煮魚」、「鯉こく」は「みそ汁」と説明することで理解してもらっている。妻で若女将の千晴さんも「特に『あらい』はご注文いただいてから調理するので新鮮であることもお伝えします。お客様への伝え方も大事ですね」とも話す。また、コース料理では「白扇揚げ」も提供。せんべいのような食感で食べやすく、塩味を効かせているので酒のつまみとしてもお勧め。

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「鯉こく」

一方、うなぎは鹿児島産を使うことが多く、サイズは5P。売れ筋商品はボリューム感たっぷりの「うな重3枚のせ」。時間をかけて蒸すことでふわっとした食感を出している。
「たれはさっぱりしていて香ばしいのが特長です。お客様からも『柔らかくておいしい』とご好評をいただいています」。

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「うな重2枚盛り」

最近はお宮参りや七五三の記念に来店する客も多く、うなぎの消費は増えている一方、鯉の消費は横ばい。西山専務は「お客様に召し上がっていただけるようにするには、『シャキッとした舌触りでおいしいです』といった情報を伝えたり、ホームページやフェイスブックなどで鯉について知っていただいたりすることも大切です」と、若い世代へのアプローチを重視。

「うなぎは待ち時間が長いので、お客様に『今蒸しています』『本焼きに入りました』とお声かけしています。外の池や庭をご覧になりながら、ゆったりと落ち着いた雰囲気の中でお楽しみいただければ」。
千晴さんもそう強調し、「うなぎは『鰻上り』、鯉も『鯉のぼり』のように、縁起のよいものとして販売していきたいですね」と意気込みを語ってくれた。

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三代目の西山加三喜専務(左)と妻の千晴さん

「一味亭」
〒埼玉県ふじみ野市ふじみ野3-4-10
電話:049-262-5321


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