SSブログ

今号のうなLady〈Vol.127〉2019年2月5日号掲載 [うなLady]


銭谷 瞳さん(25歳)
PR代理店(東京都渋谷区)  

▼どんなときにウナギを食べたいと思いますか?
-へとへとに疲れたとき、がっつり食べたくなります!あとは土用の丑の日、スーパーで見かけたら必ず買います。

▼お馴染みのニホンウナギ(学名:アンギラ・ジャポニカ種)が絶滅危惧種に指定されていることについてどう思いますか?
-絶滅危惧種に指定された原因はいくつかあると思いますが、絶滅させないために養殖技術の発展や、私たちがウナギを食べるときには感謝や「食べ物を大事にする意識」を持つことが必要だなと思います。

▼お仕事のやりがいをお聞かせください。
-クライアント様の望むような結果が残せたとき、社内・クライアント様の見本となるような結果を残せたときは、ガッツポーズしたくなります。

▼お仕事ではどのようなことを心がけていますか?
-クライアント様も、メディアの方々も本音を話しやすいようなコミュニケーションを心がけています。クライアント様が「次は何をするべきか」がはっきりとわかるよう、メディアの方々の意見を吸い取れるように気を付けています。

銭谷瞳さん全身.jpg
うなLady錢谷瞳さんアップ.jpg


nice!(2) 
共通テーマ:ニュース

美味!!「鯉」メニューのお店28〈2017年3月25日号掲載〉 [鯉シリーズ]


若年層からの需要も増えるウナギ・コイ

埼玉県川口市 鰻・割烹料理「竹江」

今号の「鯉シリーズ」は埼玉県川口市の、鰻や鯉をメインに扱う「竹江」を訪問、磯明生代表取締役に、料理のこだわりやサービス面での工夫などについてお話を伺った。

5 のコピー.JPG













「竹江」の外観

7 のコピー.JPG











大広間の様子

「竹江」は今年で創業から39年、来年で40年の節目を迎える。父の後を継ぎ、磯代表は二代目。
鯉料理は基本的に「鯉のあらい」一品だが、事前に予約をすれば「鯉こく」の注文も可能。単品のほか、4,500円〜7,000円まで500円ごとに設定された6種類のコース料理にもすべて含まれている。以前は「鯉のあらい」のみだったが、十数年前に鯉ヘルペス(KHV)が発生した際、利用客から「『鯉のあらい』を『刺身』に変えてもらえないか」という要望が寄せられたため、現在は「刺身」など4品目から選択できる。それでも「鯉のあらい」を注文する客が圧倒的に多い。

「その当時も鯉が好きなお客様はあまり気にされない様子でしたが、それでも4〜5年は需要が減りました。それ以降は何とか戻ってくれましたが」。

3 のコピー.JPG











「鯉のあらい」

産地は群馬県が多く、1尾の重さは1.2kgほど。大きすぎると骨が当たり、小さすぎても貧相に見えてしまうため、ほぼ中くらいの大きさを使用。独特のプリッとした食感が特長で、磯代表も「身が反っている形はまるで生きているようです。作りたてのあらいは特に甘味がありますから」と強調。

以前は注文する利用客は年配者が多かったが、ここ四〜五年で若い客にも広がっているという。「鯉は川魚料理屋でしか出すことができません。若いお客様にもご注文いただけるのは嬉しいことです」と、磯代表も笑みを浮かべる。

2 のコピー.JPG












鯉の尻尾を使った「鯉の唐揚げ」。夏場からメニューへの導入を検討している

一方、うなぎは鰻重が「梅(並)」「竹(上)」「松(特上)」「桜(大串)」「桐(二段重)」の5品目、蒲焼は「竹」「松」「桜」の3品目を提供。産地は宮崎・鹿児島県が大半を占め、利用客にもわかるよう、店の玄関前にその日使用している鰻の産地を表示している。使用サイズは「桜」が3.5P、「竹」が5P、「梅」とコース料理は6P、「松」が1尾と4分の1など細かく使い分けている。鯉と同様にここ数年は若い利用客からの注文も増えているが、その理由について磯代表は「確かに高いですが、当店では決して金銭に余裕があるお客様しか注文できない値段ではないからだと思います。うな重は一杯で満腹になることも大きいのではないでしょうか」と話す。

8 のコピー.JPG












「うな重」

「お客様からも『美味しい』という声をいただいています。常連のお客様が多いですが、最近は家族連れや若いカップルなど客層も広がってきました」。
今のところ、店のホームページなどは用意していないが、ブログやフェイスブック・ツイッターなどSNSで情報を収集して来店する若い客が多いようだ。

「末長くお客様にご来店いただくのはありがたいですから、若いお客様が増えたことは大歓迎です。以前と比べて仕入れ価格は倍になっているので、売価も3回に分けて少しずつ上げさせていただきましたが、もちろん倍に引き上げることはできません。より多くのお客様にご来店いただくにはなるべく安くご提供しないといけません」。

4 のコピー.JPG












そうした影響もあって、年間で扱うウナギの量は5tにも及ぶ。若い利用客が増えているため、夏場は客が集中して毎日が日曜日のような忙しさを迎え、売上が倍に。特に川口市内は寺院が多く、土日祝日は法事などで常に賑わいを見せる。

また、店の西側を流れる、荒川につながる見沼代用水では昔は天然のウナギが豊富にとれたことから、店の一角に「魚供養之碑」を設置。毎月1日にウナギやコイの供養も行っている。

9 のコピー.JPG












敷地内に建つ川魚供養碑

利用客により快適に過ごしてもらおうと、現在店舗を改装中。新館には新しいじゅうたんを敷き詰めた。

「お客様にご来店いただくには雰囲気・接客・設備など、やはりサービスが必要です。ただ、うなぎは古くからの食文化ですから、床の間や入口の植木など、昔ながらの雰囲気は残しながら改装を進めています」。

和の風情はそのままに、新しく生まれ変わる店舗で利用客を出迎える。

1 のコピー.JPG
























磯 明生代表取締役

鰻・割烹料理「竹江」
〒334-0001 埼玉県川口市桜町1-5-3
TEL:048-283-8812


nice!(0) 
共通テーマ:ニュース

最新号21.2.15発行しました!! [本紙記事/速報]


IMG_0094.jpg















主な内容〈8ページ建て〉
▼気になる加工市況〈ロストラータ種とジャポニカ種〉旧正月明け、中国相場の行方 シラス大量池入れのジャポニカは値下げ予想 〜コロナ影響限定的で中国内販は回復傾向に ロストラータ相場は堅調に推移?〜
▼緊急事態宣言が大きく影響 海外活鰻昨対半減ペース 〜昨年に比べて半値も、荷動きは最悪のまま!!〜
▼3ヶ国・1地域で30㌧ 日本国内不振続く、台湾終漁近し 〜国内外シラスウナギ漁と池入れ〜
▼全国の鰻蒲焼支出額、12ヶ月連続前年増〈家計調査12月分・2人以上の世帯〉
▼「コロナ乗り越える新たな動き」〜えっせい 鰻に魅せられて その119〜
▼我慢続く、都内の専門店 緊急事態宣言延長、夜の休業もやむなく 〜東京・八重洲「はし本」四代目店主の橋本正平氏に聞く〜
▼「おうちでFish-1グランプリ-ONLINE-」開催中! 〜お気に入りのメニューに投票 2月26日17時まで(予定)〜
▼鰻の量、イラストで見やすく 〜愛知県名古屋市「うな豊」〜
▼いつもと違う味を楽しむ 蒲焼きのタレを使った料理に挑戦 〜新美貴資の「めぐる。」104〜
▼今号のうなLady Vol.186
▼Youtube連動 イルちゃん's高校生うなぎニュース②-うな重高校うなぎ部- 遊んで学ぶ、鰻の一生
▼商売はお客様が納得して初めて成功する 〜取材先で見つけた話題のうなぎ料理専門店 東京都調布市「うな菊」〜
▼「うなぎ好きを増やしたい!」うなしゅん Vol.2 〜撮影時間はおよそ1時間程度〜
▼第6回「寒鯉まつり」開催中 佐賀県小城市・清水鯉料理振興会主催/2月28日まで 〜「寒鯉刺身」無料で提供 市の特産品当たる抽選会も〜
▼「うなぎの定期券」発売中! 〜埼玉県上尾市「恵比寿亭」2月1日〜3月31日まで〜
▼練馬のお魚やさん 丸川水産 今旬のオススメ!その42「アンコウ」
▼コロナ禍、仲卸にも打撃!!「カネキ」「小林川魚」に聞く、豊洲市場の現状 〜「不公平さない支援ほしい」(木原組合長)「休業のお客さんの売り上げはゼロ」(小林社長) とにかく1日も早い収束を願う!!〜
▼明鏡止水

その他。


nice!(0) 
共通テーマ:ニュース

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。