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秋の土用丑でも特に変化みられず [番外編・編集後記]

 10月31日は秋の土用丑の日だった。スーパー各社でうなぎ商品をどのように展開しているのか、東京郊外の店舗をいくつか覗いてみたが、スーパーによってはチラシを出して特売セールを実施しているところもあるものの、一般消費者にとって認知度が低いためか、夏の土用丑の盛り上がりには程遠い印象だ。
 
〈イオン葛西店〉
 鮮魚品売り場に「10月31日は秋の土用丑」のポップが貼ってあるが、特設コーナーはない。一時姿を消していたPB山田水産の「トップバリュ グリーンアイ」鹿児島産うなぎ蒲焼やわらか仕上げ(長焼)が1,580円で販売されていた。そのほか、鹿児島産うなぎの長焼1,580円、同ハーフカットが790円、中国産の切身が880円と、通常の商品展開と変わりはない。

〈サミット本一色店〉
 イオン同様、鮮魚コーナーに秋の土用丑を知らせるポップが貼ってあるサミットだが、特に大々的にPRしている様子はない。山田水産の霧島湧水うなぎの長焼が、お買い得品のポップ付きで1,680円で販売されている程度。榛原うなぎ販売の真空パックのカットもの、うなぎ手焼き1,380円など、定番商品のみだった。

〈ライフ鹿骨店〉
 普段うなぎの取扱が比較的少ないライフがチラシを出し、小さくだがうなぎが掲載されている。10月31日〜11月2日までの限定で、中国産うなぎ蒲焼が1串498円、愛知三河産の健康な活焼うなぎ真空パック(75g)が798円。

 シーズンオフとはいえ、各スーパーともさらにうなぎコーナーを縮小しているように見受けられる。確かに今回は一部の地域のみのスーパーを覗いたため、一概にすべてのスーパーが売り場を縮小しているとはいえないが、このままではますます消費者の“ウナギ離れ”を招くことは間違いないだろう。業界が一致団結し、消費者に対するうなぎのPRも含め、一刻も早い対応策が求められよう。

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