アユ商戦、いよいよ本格化!〈築地魚河岸だより〉 [その他養殖魚(アユ)]
6月1日の全国各河川の天然アユ釣り解禁までいよいよあと一週間足らずとなった。
3尾入りや7尾入り、8尾入りなどいろいろな規格が出揃い始め、築地の仲卸担当者からも「ここ最近、10〜12尾サイズを中心に売れるようになってきた」「5月の連休中はよく動いた。消費者にとっても以前と比べてアユの存在が大きくなってきたのではないか」と手応えを感じる声が聞かれ始めている。
一方で、「昨年の今頃と比べるとまだ鈍い」「値段を気にして購入をためらうお客さんもいる」という慎重な見方もあり、シーズン本番に向けた盛り上がりはまだ完全ではない。
先週末に近所のスーパーの鮮魚コーナーを数軒見てみたが、アユを置いていたのはマルエツのみ(和歌山県産1尾248円、2尾480円)で、シーズン前のこの時期にしては少し物足りない印象だった。
ただ、都心の某業務筋では6月3日から、高知県を流れる仁淀川の天然のアユの塩焼きが味わえる「土佐しゃぶ鮎コース」など、アユと逸品料理をコラボさせたメニューを始める。こうしたPRがシーズン本番に向けた盛り上がりの起爆剤となってほしい。
3尾入りや7尾入り、8尾入りなどいろいろな規格が出揃い始め、築地の仲卸担当者からも「ここ最近、10〜12尾サイズを中心に売れるようになってきた」「5月の連休中はよく動いた。消費者にとっても以前と比べてアユの存在が大きくなってきたのではないか」と手応えを感じる声が聞かれ始めている。
一方で、「昨年の今頃と比べるとまだ鈍い」「値段を気にして購入をためらうお客さんもいる」という慎重な見方もあり、シーズン本番に向けた盛り上がりはまだ完全ではない。
先週末に近所のスーパーの鮮魚コーナーを数軒見てみたが、アユを置いていたのはマルエツのみ(和歌山県産1尾248円、2尾480円)で、シーズン前のこの時期にしては少し物足りない印象だった。
ただ、都心の某業務筋では6月3日から、高知県を流れる仁淀川の天然のアユの塩焼きが味わえる「土佐しゃぶ鮎コース」など、アユと逸品料理をコラボさせたメニューを始める。こうしたPRがシーズン本番に向けた盛り上がりの起爆剤となってほしい。