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主要産地鹿児島・愛知・宮崎各県、資源保護ポスター等作成 [本紙記事/速報]


ウナギの主要産地である鹿児島県、愛知県、宮崎県の3県は4年連続のシラスウナギ不漁という深刻な事態を受け、ウナギの資源管理対策の一環として、釣り客を中心にウナギの採捕制限やウナギ資源の保護・増殖などを啓発するポスターやパンフレットをそれぞれ独自に作成・配布した。各県とも天然ウナギを採捕した場合は速やかに放流するよう呼びかけている。

4年連続のシラスウナギ不漁で国内のウナギ養殖業は大きな打撃を受けているほか、ウナギ資源の急激な減少が懸念されている。これを受けて、ウナギの主要産地である鹿児島・愛知・宮崎の各県はウナギ資源の保護・管理対策の一環として、下りウナギの保護などを呼びかけるポスターやパンフレットを独自に作成した。

このうち鹿児島県は、鹿児島県内水面漁業協同組合連合会や養鰻団体、県などで構成される「鹿児島県ウナギ資源増殖対策協議会」が、ウナギの採捕禁止の周知徹底およびウナギ資源の保護・増殖の普及啓発を図ることを目的に大小二種類のポスターとリーフレットを作成。同協議会は、ウナギに関わる関係者間の情報の共有や勉強会を通じて資源保護の意識醸成を図るとともに、効果的なウナギ資源の保護・増殖対策について協議することを目的に設立された。

内容は平成28年3月31日まで、ウナギが産卵回遊に向かう毎年10月1日~12月31日までの3ヶ月間、奄美市と大島郡を除く県内のすべての河川で全長21cmを超えるウナギの採捕を禁止することを呼びかけるもので、違反すると1年以下の懲役または50万円以下の罰金が適用される場合がある。このほかにも、県の内水面漁業協同組合で、10月〜12月までの間以外にそれぞれの行使規則・遊漁規則で一定の期間を採捕禁止としている場合があることも記載。同組合が県内の各河川でさまざまな水産動物の放流を行いながら、水産資源の維持増大や有効利用を図っていることを強調している。

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また、宮崎県では県の内水面漁場管理委員会事務局と内水面漁業協同組合連合会が共同で、県内すべての河川などの内水面で毎年10月~12月までの3ヶ月間、全長25cmを超えるウナギの採捕の禁止を訴えるリーフレットを作成。違反すると1年以下の懲役または50万円以下の罰金を科す場合があることも記している。内水面漁業協同組合ではこれ以外にも、毎年10月~翌年3月までの半年間、ウナギを禁漁とする独自の取り組みを進めており、意図せずにウナギを採捕した場合は速やかに放流するよう呼びかけている。

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さらに愛知県では、県の内水面漁業協同組合連合会・愛知県養鰻漁業者協会・愛知県の3団体が協力して既に昨年、産卵のために海へ下る下りウナギの漁獲を自粛し、漁獲した場合はただちに再放流することを訴えるポスターを作成。釣具店などに配布し、遊漁者を中心にウナギ資源の保護を呼びかけている。シラスウナギに関しては、従来12月1日~4月30日までだった採捕期間を12月16日~4月30日までと遅らせるとともに、1月~4月までの毎月5日を採捕休止日に制定。採捕日数を一九日間縮減させたほか、養鰻関係団体と河川漁協が三河湾や県内の河川へウナギを放流して生息数の増加を図ることも定めている。また、下りウナギの特徴について「黒い(いぶし銀)、胸鰭が黒く、大きい」、川などにいる普通のウナギの特徴について「背中が緑かかっている、腹が黄色い」と記すなど、理解しやすい内容となっている。

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