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東アジア鰻資源協議会第16回年次総会開催 [本紙記事/速報]



[ぴかぴか(新しい)]『ウナギ資源管理、関心度なお一層高く』

[ぴかぴか(新しい)]『新会長に台湾海洋大学講座教授の曾萬年氏』
~1日/於:東京都文京区「東京大学農学生命科学研究科フードサイエンス棟 中島董一郎記念ホール」~



東アジア鰻資源協議会主催による第16回年次総会が1日、東京都文京区「東京大学農学生命科学研究科フードサイエンス棟 中島董一郎記念ホール」で催された。当日は日本をはじめ、台湾、中国、韓国の専門家が一堂に会し、各国の資源管理状況、そして『鰻川計画最新情報』『フィリピンルソン島のシラスウナギ』などそれぞれの研究報告が行われた。長年、会長を務めてきた塚本勝巳氏の勇退に伴い、台湾海洋大学講座教授の曾萬年氏が新たに就任、「2016年のサイテスを前に、シラスウナギ資源管理に一段と力を入れなくてはいけない」と意気込みを述べ、新任の挨拶に代えた。<詳細は12月5日号>














▼東京大学農学生命科学研究科フードサイエンス棟 中島董一郎記念ホール」で催された東アジア鰻資源協議会第16回総会の光景
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▼東大大気海洋研の青山潤特任准教授による『フィリピンルソン島におけるシラスウナギの種組成』の講演。青山潤特任准教授いわく、月ごとの接岸データを見ると、ビカーラ種、マルモラータ種、ルゾネンシス種と月によって優先種が大きく変わり、ジャポニカ種の接岸はゼロだった(11.11〜12.11)C.jpg













▼東京医科大学の篠田章講師の『鰻川計画最新情報』によると、鰻川計画は現在、国内8地点でモニタリングされている。ここ4年分のシラスウナギ接岸の結果から分析すると、接岸のピークは2010年の相模川(神奈川)で5〜6月、2011−12年の沖田川(宮崎)で11月、2012−13年の西郷川(福岡)で4月がピーク、年によって、地点によってまちまち、との事。D.jpg












▼向かって左が東アジア鰻資源協議会の新会長に就任した台湾海洋大学講座教授の曾萬年氏。右が勇退する日本大学の塚本勝巳氏。E.jpg
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