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〈今号のうなLady〉Vol.4 [うなLady]


自民党 
片山さつき参議院議員

① 片山先生の思い描くウナギのイメージとはどのようなものでしょうか?
―江戸時代からウナギと縁が深い埼玉県の旧浦和市の出身なので、ウナギはお祝いのときやハレの日に食べるものという印象があります。また、浜松は比較的ウナギが安いので、浜松の事務所にいるときはよく食べています。

②今後、日本はウナギの問題にどう対処していくべきとお考えでしょうか?
—ニホンウナギがレッドリストに登録され、2年後のワシントン条約での取引の規制が懸念されます。これ以上ウナギ資源を枯渇させないためには、やはり国として資源管理にしっかりと取り組んでいるという姿勢を示すことが重要です。近隣諸国との連係を密にすることも必要でしょう。

③そのほか、訴えたいことがありましたらお聞かせください。
―縁あって「全国鰻蒲焼商組合連合会」の顧問を務め、自民党の議連でも積極的に動いています。出身地の浦和では毎年うなぎ祭りに参加し、静岡からの出店者が、私の後援者が多いので、ドッキングしています。ウナ子ちゃんに似ているという訳も(笑)。
 浜名湖や愛知の一色の養殖業者さんたち、特に若手の方々とは意見交換会もしています。海外の品種を日本で養殖し、生存率を高めることについても様々なベンチャーの話を聞いてきましたが、IUCNのリストに載るという事態に到ると、国内資源を保護し、ジャポニカ種を日本の手で復活させること、水産庁によるジャポニカ種の完全養殖を6年後に商業ベースに乗せることくらいしか今は方法がありません。
 江戸大名の参勤交替の頃から浦和の宿や新居の宿では名物であった蒲焼きや土用のうなぎは、ユネスコ登録の和食文化の重要な一角。私たちの手で未来に引き継がねばなりません。

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