今号のうなLady〈Vol.40〉 [うなLady]
菅波 晶子さん(29歳)
丸和水産東京事務所
▼どんなときにウナギを食べたいと思いますか?
-土用の丑の日の夕飯は昔からうなぎでしたので、今でも夏に食べたくなります。また、母がうなぎ好きで母の日など記念日に地元の鰻屋さんに誘うと喜んでくれるので、母の顔を見ると「うなぎを食べたいな」と思います。
▼ニホンウナギが絶滅危惧種に指定されたことについてどう思いますか?
-異常気象や環境汚染で他の魚種も様々に海や川で捕れる環境が変わる中、うなぎは完全養殖ができず、種を守るにはどうすればよいのか長期的に考えなければいけないと思います。消費者としては、歴史ある日本の食文化のひとつであるうなぎをこれからも食べていきたいです。
▼仕事のやりがいは?
-主に北海道のホタテの輸出と国内販売をしていますが、水揚げの時期、漁獲の地域、原貝の数量、また、そのときの為替や国内外の在庫状況など様々なことに相場が左右されるので、常にたくさんの立場の違った人から情報収集をしなければなりません。仕入先・売り先、その他同業の方々に支えられながら仕事をすることができて、幸せだと思っています。
▼仕事でどんなことを心がけていますか?
-とにかく情報収集、当たって砕けろでオファーをする、やりたくない仕事から積極的にやる、です(3つ目はなかなかできていないので課題です)。