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徳島いってきました〜 [番外編・編集後記]

月曜から2泊で徳島に行ってきました。

もちろんお魚関係の取材ですが....
その取材も次の日の3時くらいには暇になったんで、
いつもお世話になっている地元の鰻大問屋のM社長に頼んで
あるものを見につれてってもらいました。

何を見たかって言うと...あの噂の「堰」っすよ。
住民投票まで発展したというあの吉野川の第一堰につれてって
もらいました。

吉野川の河口付近から車を走らせること約30分......
ありましたありました。

第一印象は「でっけ〜!!」

あの広い吉野川をせき止めてるんだけれど、それだと
魚が遡上できないんで、魚道が3カ所に分かれて設置されて
ました。んで、その魚道の近くに寄ると......

魚道を流れる川の流れの勢いに圧倒されます。
マジで.....

魚道の中に石の杭が打ち付けられていて、M社長から
「せっかくやし、跳んで渡ってみる?」といわれましたが...

つい後ずさりをしました。

絶対転ぶって。そして流されるって。

さすがにやめました(T^T)

M社長によると鰻の稚魚のシラスウナギの遡上はここまで
らしいんですよね。あんなちっちゃなシラスウナギがここから
更にさかのぼって遡上する勇気はないそうです。

そらそうだ。

大っきくなってからボチボチのぼっていくらしい。
近くに採り子さんの船があったけど、やっぱりシラスは
この辺ではほとんどとれないそうです。
ただ、鮎の稚魚はもっと遡っていくって言ってたな〜。

それにしてもなんだか自然と一体化しているって印象でした。

これを壊して新しい堰にするってんだからそら反対するわな。
しかも壊している間、水は流れっぱなしなんでしょ?
これを壊して新しい堰を作るのにどれだけの時間と金がかかる
んだろう。そしてそれに見合った効果がどこまで見込める
んだろう。いろいろ考えてしまいました。

それっと、徳島名物(?)の天然ウナギと天然ナマズを活かし場
で見ることが出来ましたが、またえらくでっかいんだよね。


吉野川の支流の「旧吉野川」では毎年多くの天然物が獲れます。
天然ウナギはシーズンも終わりですが、天然ナマズはこれから。
売り先の多くが東京を中心とした関東方面だそうです。

徳島のウナギは天然も養殖も特に人気が高くて、業界では
引く手あまたなんですよ。「何で」って他地区の「徳島フリーク」の問屋さんに聞いたことがあったんだけど、
「よ〜分からんけどとにかく美味い」っていうんだよね。

ま、いずれにしても有意義な出張でした。


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