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丑の日のチラシ [本紙記事/速報]

 19日、今年の土用丑の日で一の丑が無事終了した。
 直前のチラシでもウナギの露出が極端に少なかったが、さすがに丑当日はこれまでの鬱憤を晴らすかのようなインパクトの強いものが目立った。スーパーサイドでもギリギリまで露出を抑えることで、ウナギに関する販促費を丑当日に集中させたということも考えられよう。
 今回はあまりに広告の件数が多いので、詳細は割愛するが、丑の日当日の販売は国産が一三八〇円、中国産が六九八円をスタンダードな売価帯に設定していたようだ。一部、東武ストアが鹿児島県産で一七八〇円という売価設定をしており、最高値となっていたが、それ以外にダイエーも国産一六八〇円で販売する等、一五〇〇円を超える売価帯がかなり散見された。
 中国産も年明けまで賞味期限切れ間近の商品等を中心に投げ売りが続いており、春先の売り場でも一串198円、長焼398円といった売価が中心となっていた。しかし、ここにきてそうした在庫が払底する中で、売価も長焼で698円や680円といった価格帯が飛び出すほど、これまでの水準を大幅に上方修正することになった。
 販売結果は現在各社で取りまとめているところだが、関東方面は天候に支えられ、大幅に売り上げを伸ばしたものの、関西方面が今ひとつ伸び悩んだようだ。前年比でも関西は前年を下回る可能性もあり、苦戦した様子が窺えよう。
 ただ、多くのスーパー・量販店が前年を上回る売り上げとなった。前年比120〜130%という実績のスーパーも数多く散見されており、全体でみても105〜110%の売り上げ増となったようだ。丑の日を終えた後も、各商社担当者や卸関係者は追加オーダーの発注で忙しくしており、「このままいけばお盆過ぎまで勢いを持続できる」といった期待感すら覗かれる。昨年までのストレスが溜りっぱなしだった丑商戦に比べ、溜飲を下げる年になったといえそうだ。
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