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天然ウナギに異変? [本紙記事/速報]

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今シーズンの天然ウナギ漁は異例づくめのことばかりです。

例年よりも早い4月からの漁獲スタートとなったことに加え、スタートから卵をもった魚が見られ、「なぜ、この時期に下りが?」と関係者を驚かせていました。その天然ウナギ漁はシーズンを通じて豊漁で推移、宍道湖や瀬戸内もの、江戸前、浜名湖、琵琶湖等の産地から築地市場に大量に入荷。浜値も養殖ウナギの池揚げ価格を若干上回った水準で取引されることが多く、好対照となっていました。

実は、その天然ウナギが実は今でも獲れ続けています。例年であれば10月初旬で終了となるのですが、築地市場では今でも入荷が続いています。宍道湖だけでなく荒川や江戸川の江戸前ものも獲れており、漁は今しばらく続きそうな気配です。天然ウナギのシーズンは9月の秋口であり、専門店よりも高級割烹店等が焼き物として出すケースが多いようですが、相変わらず獲れ続けていることに、末端から「そろそろ冬メニューに替えたいんですけど...」という声が聞かれ始めたようです。

いずれにしても早いスタートと遅い終わりという未だかつてなく長いシーズンとなっておりますが、これと資源状況の相関関係がどうなっているのか、何か異変が起きているのか、業界関係者としても非常に気になるところでしょう。
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