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「水産総合研究センターへ30万円を寄付」〜日本のうなぎを育てる会〜 [本紙記事/速報]


2日/於:神奈川県横浜市・水産総合研究センター


日本のうなぎを育てる会(大森好晴会長[『中村家』社長])は2日、ウナギ完全養殖の実用化が期待される水産総合研究センター(横浜市)を訪れ、宮原正典理事長に寄付金30万円を手渡した。

育てる会/寄付.jpg<向かって左から、水産総合研究センターの宮原正典理事長、日本のうなぎを育てる会の大森好晴会長、古賀秀喜副会長>













同会は昨年7月4日に設立し、蒲焼専門店『中村家』(埼玉県さいたま市)の大森好晴社長を会長に専門店16店で構成。各店には募金箱が設置され、募金活動を行っている。

“募金”の発案者で同会副会長の古賀秀喜氏(「うなぎ処 古賀」店主/写真・向かって右)は「宮原理事長と直接、お話をさせていただいたなかで“餌の問題をクリアすれば実用化はぐっと近づく”、また“ふ化仔魚からシラスまで、大型水槽での飼育成功もあり生残率は高くなっている”とおっしゃっていたので今後の研究も引き続いて期待し、見守っていきたい。また日本のうなぎを育てる会も今年度中に法人化し、全国からさらに会員を募っていきたい」と話している。

IMG_0608.JPG


募金箱.jpg























ウナギ資源を危惧する話が近年、大きく取り沙汰されているだけに、ウナギ完全養殖の早期実用化が待たれる。

なお、寄付金贈呈を受けた水産総合研究センターでは平成24年7月、ウナギ完全養殖においてシラスを年間1万匹生産できる技術を平成28年度までに確立する方針を打ち出している。

[問い合わせ]
日本のうなぎを育てる会(「中村家」内)
埼玉県さいたま市浦和区高砂3-2-12
連絡先:090−2723−1614
HP: 日本のうなぎを育てる会ウェブサイト
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