4日速報 あと2〜3t！来週からの闇潮に期待

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国内のシラスウナギ池入れ量は、4日現在で15㌧を越した。すでに記述した「入れるべく養鰻業者ほぼ終える」ように、残る必要量はあって2～3㌧程度。従って前、中盤戦のような需給からくる高値追いもないばかりか、採れず、値上がればスルーする養殖業者が多い筈で商戦らしい商戦にならないとの見方もある。

これまで、国内外のシラスウナギ池入れ量は、日本が15・3㌧、中国3・5㌧、韓国4・0㌧そして台湾1・0㌧のあわせて23・8㌧で、日本はまだしも肝心の中国と、台湾の池入れがどうなっていくか、輸入及び流通業界が気になっていくものと見られる。

国内外にとって、来週から第四波・闇夜の大潮に入るが、共にシラスウナギへの投下資金（国内は前半戦の高値につぎ込んだ。海外特に中国は、前年来のコストアップの在庫を抱え、更に前が動かないこともあって、資金繰りがきびしい？）が限られている。であるからこそ内外とも、闇夜の大潮にのって好漁となり、かつ値頃感のあるシラスウナギ価格になることが一番だが、とにもかくにもシーズン最後ともいえる、この漁を見守りたい。