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スーパー売場拝見 〜ウナギ蒲焼〜 [番外編・編集後記]

『イオン、ネシア産蒲焼特売980円!!』
〜各スーパー売り場広がる、遅い時間は値引きラベル〜

5月は「ゴールデンウイーク」で、“一般の人々が何を求めるか”であったが、今年は海外より国内旅行に重きが置かれたようだ。業界関連の量販・スーパーでは、こどもの日を含めたゴールデンウイークを当て込んだ生鮮食品を中心とした販売に力を入れたのは言うまでもない。某スーパーのチラシは美味しいゴールデンウイーク(5/5はこどもの日)と銘打ち、“青空の下でバーベキュー”“お肉のあとは焼そば!!”“こどもの日ごちそう囲んで家族でお祝い!”“お父さんもお母さんもカンパイ”“こどもの日のお祝いに”など─これでもか、といった感じで日頃から販売される商品を勢揃いし、積極販売に力を入れていたのが印象的だ。一方のうなぎ蒲焼は、各スーパーを覗いてみて、4月とは異なりうなぎ蒲焼商品アイテムがいずれも増えたことが特筆すべき点か。最需要期の丑の日まで3カ月余りで、昨年末からの“高値”イメージを業界あげて払拭したいものだ。

◎サミット〈鷺宮店〉4〜6日のチラシは、こどもの日と生鮮特価市でうめた。“わたしのだいすきな、てまきずし!”“ぼくはぜったいおすし!”“なんといってもやっぱりお肉”etc。肝心のうなぎ蒲焼は、売り場が客がより行き交う魚屋さんのお総菜コーナーに移る。今週の赤札は、定番の霧島湧水うなぎ長焼─真空パック─1,780円(山田水産)と、手焼うなぎ蒲焼─カット、真空パック─1,680円(はいばら)、それに、中国産うなぎ長焼(中)1,080円。このほか、中国福建省産の蒲焼小─串498円、紀文のうなぎごはんの素パック650円、蒲焼のタレ100円(万城食品)。 

◎ライフ〈練馬中村橋北店〉3〜6日のチラシは、ゴールデンウイーク黄金に日々は、ごちそう三昧!!ごちそう大会と銘打ち、生鮮品が勢揃い。注目のうなぎ蒲焼は、売り場が特設コーナーに移っている。チラシに出ている愛知三河産活焼きうなぎ大串1串880円(あつみ)をメインに、真空パック包装が新たになった、愛知三河産健康なうなぎ蒲焼カット(大)1,380円、同(小)880円。真空パック中国産うなぎ蒲焼カットもの598円(佳成食品)。 

◎クイーンズ伊勢丹〈練馬・石神井公園店〉6〜8日のチラシは「ゴールデンウイーク明けは冷蔵庫を満タンに!!家計応援セール!!」─。うなぎ蒲焼は、6日限りで原料原産地/加工東京うなぎ蒲焼1串980円(約85g)、2串1,880円のバラ売り(十字カット串、小林川魚)。常設の売り場には、チラシ通りのうなぎ蒲焼串がメインに並ぶほか、うなぎ蒲焼小網串980円(京丸うなぎ)。定番といえる真空パック勢揃い。築地魚河岸江戸風蒲焼長蒲焼1,880円、串蒲焼1串1,480円(小林川魚)。うなぎ白焼クイーンズ伊勢丹オリジナルカット1,680円、箱入りパック1,980円、きも吸い178円、蒲焼のたれ238円(いずれもヨコハマ島淡水魚)、うなぎ蒲焼カット1,980円(はいばら)。この他きも2串480円。 

◎西友〈練馬店〉5〜12日の「KY・TIMES 365」チラシは、☆SEIYUブランド“みなさまのお墨付き”が安くて美味しい理由とは?答えは消費者テスト支持率70%以上のものだけを商品化しているからです─と。惣菜売り場で一年を通して力を入れている感じの蒲焼コーナーは、最近、変わりばえがない。とはいえ、5月に入って売る気が…?下段はいっぱいに中国産の串蒲焼“極”ブランドが1串497円と同1串457円、同2串が914円(東海澱粉)が並ぶ。中段に、“PB食の幸”のうなぎ長蒲焼1,490円(大森淡水)、上段に真空パックのハーブうなぎ997円(大森淡水)。弁当売り場は、若菜の鹿児島産うな重1,290円。 

◎東武ストア〈練馬店〉3〜5日のチラシは、文字通り、こどもの日“お祝いごちそうメニュー”をメインタイトルにお祝いはおいしいお肉で!新鮮野菜でしゃきしゃきサラダ、鮮度が自慢!!お祝いに魚屋のにぎり寿司!!etc。チラシには鹿児島産うなぎ長焼1,580円─。常設の売り場には定番の鹿児島産うなぎ蒲焼串1,280円(おおさき町鰻加工組合)と真空パックの薩摩富士ブランド長蒲焼1,580円(奈良)。それに中国産うなぎ蒲焼小一串、2串680円、真空パック中国産うなぎ蒲焼カットもの498円(佳成食品)、上段の棚に定番の真空パックの国産うなぎ蒲焼カットもの980円(大井川うなぎ販売)、蒲焼のたれ120g158円(ユタカフーズ)。 

◎コープとうきょう〈桜台店〉常設のコーナーは、前回と全く変わらない。鹿児島県大隅うなぎソフト蒲焼2枚入1,980円、同1枚入990円(いずれも真空パック、大隅地区養まん漁協)。蒲焼のタレ198円(鈴勝)。 

◎オオゼキ〈練馬店〉鮮魚コーナーは、続いて天井からつるしたのれん、ポップでPRの“寿司”三昧の感じだ。うなぎ蒲焼は定番だった1串398円の中国産のバラ売りが姿を消したものの、蒲焼アイテムは増えている。メインは“担当者一押し”の薩摩川内うなぎの真空パック長蒲焼大サイズ1,980円(薩摩川内うなぎ)と鹿児島県大隅産うなぎ長蒲焼1,480円(養殖業者・鹿児島鰻)。これに、“これは安い”シールが貼られた中国産スライス蒲焼(4切入れの真空パック)299円と中国産炭火焼うなぎ蒲焼カット(真空パック)399円が登場(クローバートレーディング)。常設の上段の棚には、定番の鹿児島うなぎ蒲焼“鰻匠”(大)真空パック1,580円(フーズ・ユー)と。やはり、真空パックの蒲焼本舗、愛知県産うなぎ蒲焼1,280円(カットもの、カネナカ)。蒲焼のたれ128円(万城食品)。

◎いなげや〈練馬上石神井南店〉3〜5日のチラシは、各日限定で、“国産豚肉”“国産黒毛和牛”“国産豚肉トンテキ用”など肉類の特売が目立ったが、そのなかに唯一、ウナギ関連として、“5月4日限り”と銘打ち、『霧島湧水うなぎ長焼き(1尾)』1,580円で特売していた。【ウナギ関連商品は次の通り】霧島湧水うなぎ長焼き1,680円、うなぎ串かばやき中国産650円、鹿児島うなぎ白醤油焼き1,480円(真空入り)、うなぎ蒲焼き鹿児島産1,280円(紀文/真空)、うなぎきもすい198円(大井川)、かばやきのたれ148円(カザミ)、中国産うなぎハーフ980円、スライス498円(ともに向日葵食品)、やわらかふっくら中国産うなぎ蒲焼き1,580円(向日葵食品)、中国産きざみ780円、蒲焼き980円(ともにエム・エイ・トレーディングカンパニー・真空)、鰻師の蒲焼き1,280円、手焼きかば焼き1,680円(はいばら)。 

◎ヨークマート〈石神井店〉 セブンプレミアム698円95g、4、5、6日のチラシによると、“ゴールデンウイーク”のごちそう“として、牛肉ロースステーキ、刺身盛り合わせ、などをメインに特売、ほかにも駅弁・空弁まつりも同時開催していた。なお、5月5日に限り、鹿児島県産うなぎ長蒲焼1尾980円で特売。【ウナギ関連商品は次の通り】鹿児島県大隅産うなぎ蒲焼き1,080円(特売で977円!)、中国産うなぎ蒲焼き串498円、薩摩川内うなぎ(鹿児島産)スーパーチルド1,480円。

◎コモディイイダ〈沼袋店〉中国産うなぎ蒲焼き(真空・クローバートレーディング)480円、国産うなぎかばやき<静岡産>(真空・京丸うなぎ)980円、宮崎産うなぎ蒲焼き(吉田加工・マルニうなぎ加工)アミ串1,680円、略980円。鹿児島大隅産うなぎ蒲焼き1,680円、薩摩川内やわらかうなぎかばやき1,680円。中国産うなぎ蒲焼2串798円、1串399円、おおさき町うなぎ蒲焼き1,980円、蒲焼きたれ105円(カザミ)、ひつまぶしのもと198円。▼なお、〈中村橋店〉のチラシには5月4日限定で“中国産うなぎ蒲焼”が1串399円、“宮崎産うなぎ蒲焼”1串980円で特売と掲載。

◎イトーヨーカドー〈小岩店〉5月3日〜6日までは大型連休企画として、お寿司やケーキなど家族で楽しめるアイテムを中心に特売を展開。うなぎは4日のみだが、鹿児島産の長蒲焼(小)が1,280円で掲載されている。定番商品ではPBの「セブンプレミアム」、ニチレイフレッシュのパック入り中国産95gは798円、横食のトレーの鹿児島産うなぎ蒲焼(中)が1,780円、京丸うなぎのパック入りうなぎ蒲焼自慢の逸品が1,180円だった。関連商品はカザミの蒲焼のタレが98円。 

◎ライフ〈鹿骨店〉チラシは5月3日〜6日まで「ごちそう大会」「ステーキ特集」と銘打って、惣菜やご当地グルメ、精肉各種が目玉となっている。うなぎは4日限りで、あつみの愛知三河産健康な活焼うなぎの大串が880円で掲載されていた。チラシの安売りはこれのみで、同じく真空パック入りの大サイズは1,380円、小サイズは880円と通常価格だった。ほか、佳成食品の中国産うなぎ蒲焼パック入りが598円。 

◎サミット〈本一色店〉5月4日〜6日まで「生鮮特価市」を実施。チラシには生鮮野菜や精肉、鮮魚など主要商品がズラリと並んでいるが、うなぎは掲載されていない。定番のはいばらのパック入りうなぎ蒲焼が1,680円、山田水産のパック入り霧島湧水うなぎが1780円。特売の対象ではないが、ともに「今月のお買い得品」のポップが貼られていた。また、霧島湧水うなぎの方は「稚魚から成魚まで一貫管理。身の柔らかさが自慢」と、セールスポイントを謳ったポップも。ほか、トレー入りの中国産うなぎ長焼中サイズが880円。関連商品はダイショーのひつまぶしの素が198円。中村醤油の蒲焼のタレが100円。紀文のうなぎごはんが650円。 

◎マルエツ〈東新小岩店〉チラシは5月4日・5日の2日間のみだが、やはりGW特集で行楽用の弁当商材、家族で楽しめる寿司、子どもが好きなスイーツなどが目玉。バラエティーに富んだ商品が掲載されているが、うなぎは蚊帳の外といった印象だ。鹿児島産のトレーのうなぎ蒲焼ハーフカットが1,380円。浜名湖食品のパック入りうなぎ蒲焼が1,380円。東和貿易のパック入り中国産うなぎ蒲焼炭火焼が598円。関連商品は鈴勝の蒲焼のタレが88円、大井川うなぎ販売のきもすいが158円。

◎イオン〈葛西店〉5月3日〜6日まで売りつくしセールを実施。注目を集めているカネナカのトレーのインドネシア産の長焼は通常1,280円のところ、5日限りで980円での提供だが、チラシでは下の方に小さく掲載されているだけで決して目立つ存在ではない。同じカネナカの商品では、中国産のパック入りうなぎ蒲焼が698円と、国産のパック入り「蒲焼本舗」が1,080円とオンパレードだ。PBの「トップバリュ グリーンアイ」うなぎ蒲焼やわらか仕上げパック入り(山田水産)1,580円。 

◎吉池〈上野〉吉池は台東区上野に本店を構える、昭和16年創業の量販店。生鮮品から一般食料品まで幅広く扱うが、特に鮮魚は市場さながらに自らの目でしっかり見て買えるのが特長。5月は毎週水曜日にうなぎ全品1割引を実施している。川尻淡水魚の国産のパック入りうなぎ蒲焼が680円。カネナカの国産白焼1尾が1,780円。中国産の長焼1尾が1,580円。 

◎西友〈新小岩店〉西友の「食の幸」PBの鹿児島産トレーのうなぎ蒲焼長焼(大)が1,470円、同じく2尾入りで2,940円という商品もあった。エム・エイ・トレーディングのパック入り中国産うなぎ蒲焼が597円。大森淡水のパック入りハーブうなぎが997円。ほか、金印わさびの蒲焼のタレが197円。

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