SSブログ

「鮎の日」啓発イベント 愛知・矢作川漁協が放流体験行う [その他養殖魚(アユ)]


全鮎連によって6月1日が「鮎の日」に制定されたことを受けて、愛知県豊田市では同日、矢作川漁協が主催する啓発イベントが開かれた。

会場となった矢作川沿いに広がる古鼠(ふっそ)水辺公園には、地元の市立平井小学校の児童とその父母ら約80人が来場。漁協が用意した稚アユ約7000匹を放流し、公園内で調理されたアユの塩焼きを味わった。

a.JPG













好天に恵まれ、多くの漁協関係者らが準備に追われる中、午前10時にイベントはスタート。子供たちは、元気に飛び跳ねる稚アユを受け取り、手につかんで勢いよく川へと放した。放流した稚アユは、県の栽培漁業センターで育成されたもので、約100キロが持ち込まれた。塩焼きにして振舞われたアユ120匹は、県内の養殖業者から提供され、ベテランの組合員らによって炭火でじっくりと焼きあげられた。川辺では、香ばしいアユを親子が仲良くほおばる姿があちこちで見られた。

c.JPG

b.JPG

d.JPG





































今回の試みに漁協専務理事の加藤重雄さんは、「盛況でびっくりした。みんなおいしそうに食べてくれた」と笑顔を見せ、アユの魅力を訴えた。今年の天然アユの遡上について、加藤さんは「水温が低くて遅れているが、最終的には例年と同じくらいの数になるのでは」との見方を示した。矢作川のアユ釣りは、5月11日より解禁を迎えており、釣果は良好だという。多くの参加者でにぎわった「鮎の日」の啓発イベントは、一時間ほど行われ、盛況のうちに終了となった。【N】
(日本養殖新聞6月5日号)
nice!(0)  トラックバック(0) 
共通テーマ:ニュース

nice! 0

トラックバック 0

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。