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今号のうなLady〈Vol.124〉2018年12月15日号掲載 [うなLady]


見崎 真弓さん(53歳)
フリーアナウンサー  

▼どんなときにウナギを食べたいと思いますか?
-夏になると食べたくなります。それから、体力が落ちていて元気がないときのエネルギーチャージに欲しますね。食べたら満足して、仕事への活力になると信じています。

▼お馴染みのニホンウナギ(学名;アンギラ・ジャポニカ種)が絶滅危惧種に指定されていることについて、どう思いますか?
-絶滅して食べられなくなったら悲しいですね。ウナギは日本の食文化を代表する大事な食材ですから、未来のために何をすべきか、真剣に考えて取り組まないといけないですね。

▼お仕事のやりがいをお聞かせください。
-司会業に携わって30年経ちますが、人と人との出会いやご縁で続けてくることができました。「イベントの成功ありがとう」とお声掛けいただくと、疲れも一気に吹き飛びます。司会の依頼がなくなるまでは現役でいたいと思います。

▼お仕事ではどのようなことを心がけていますか?
-全ての年代の皆様に丁寧に分かりやすく伝えようと、声のトーンや言い回しなどに工夫をしています。台本通りではなく臨機応変な対応は、30年かけて積み上げた経験の賜物ですね。

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美味!!「鯉」メニューのお店25〈2017年2月15日号掲載〉 [鯉シリーズ]


コイ独特の歯応えとしっかりした食感を堪能できる

埼玉県行田市 割烹「満る岡」

今号の「鯉シリーズ」は、埼玉県行田市にある割烹「満る岡」を訪問。六代目の市原祥営業マネージャーに料理のこだわりや、サービス面での工夫などについてお話を伺った。

「満る岡」は1875年創業、140年以上の歴史を誇る老舗で、明治から昭和初期にかけて活躍した作家・田山花袋の小説『田舎教師』にも登場する。元々は酒屋だったが、店が熊谷市に向かう国道125号線に面しているため古くから人の往来が多く、飛脚や旅人などが一服する休憩所として繁盛。酒とともに料理で客をもてなすようになった。海に面していない埼玉県だが、当地は川に挟まれているため川魚料理の文化が発達。当時は遠隔地から魚を運ぶのが困難だったため、地元で消費する動きが広まっていったという。

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田山花袋の小説『田舎教師』にも登場する「満る岡」

鯉料理は「鯉のあらい」と「鯉こく」を提供。鯉の産地は群馬・福島・滋賀などがあるが、そのときに一番いいものを使用している。1尾の重さは1.2〜1.3kgほどで、「あらい」なら6〜7人前調理が可能。

「一般的な海水魚とは違い、コイ独特の歯応え、しっかりした食感が堪能できます」。
市原マネージャーはおいしさについてそう話す。酢みそにわさびを混ぜて食べるのも特長で、ちょうどいい辛さが味わえる。

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「鯉のあらい」

また、「鯉こく」は弱火で煮詰め、時間をかけることでコイ独特のコクを出す。普通のみそ汁よりしっかりした深い味が自慢で、最もおいしいといわれる肝臓も味わうことができる。

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「鯉こく」

一方、うなぎは「うな重」「うな重『特上』」「うな重『特大』」「櫃まぶし」などメニューはさまざまだが、売れ筋はやはり「うな重」と「特上」。コース料理にも「うな重」がつくが、どうしてもうなぎが苦手という利用客向けに、うなぎを使用していない「とり照焼重」「牛フィレ肉直火焼重」といったユニークなメニューもある。産地は鹿児島・宮崎・静岡などだが、おおむね九州が多い。使用サイズは3P〜5Pが中心。

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「うな重 特上」

「タレは甘すぎず、ドロっともしておらず、キレがあります。さっぱりした、あまりしつこくない味が特長です」。
市原マネージャーはうなぎ本来の味を生かしていることを強調する。食べやすい味であることから、利用客からも「おいしかった」という声が多く寄せられている。

うなぎ関連メニュー全体の消費について、市原マネージャーは「ここ十数年で、売上としては徐々にですが上がっています」と話す一方、「どうしてもご注文いただくお客様の年齢層は高くなっているので、祖父母から孫へと、世代間でしっかり定着するものにしていきたいですね」とも話す。コイの消費についても「『あらい』は比較的幅広い年齢層のお客様が注文されますが、『鯉こく』は高齢のお客様が多いです。お客様のニーズに沿ったものを提供することで消費を伸ばしていければ」と強調。

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店内の様子

平成10年には店舗を全面改装。以前は個室が多かったが、ホール30席に加え、最大100人まで利用できる大小の個室や宴会場なども設けた。
「七五三やお宮参り、法事や宴会など、お客様の目的に合わせてご利用いただけます。お気軽に立ち寄れる雰囲気ですので、お食事のみのお客様もお待ちしています」。

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お年寄りから子供まで入りやすいお店としてリニューアル。対応の仕方もケースバイケースだ。
「子供が将来、大人になっても『うなぎを食べよう』となるように、業界にとって特に子供の消費は必要でしょう。お客様にうなぎやコイの味を理解していただけるように食文化を伝えていくのがうなぎ屋の使命ではないでしょうか。子供から『おいしかった』といわれると特に嬉しいですし、それが店にとっても業界にとってもプラスになると思います」。

市原マネージャーは「ご家族で味わっていただき、親から子へ、子から孫へと、お客様にも世代間で伝統の味を伝えていっていただきたいですね」とも強調した。

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市原 祥営業マネージャー

割烹「満る岡」
〒361-0057 埼玉県行田市城西4-6-2
TEL:048-554-2263


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