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今号のうなLady〈Vol.104〉2018年5月10日号掲載 [うなLady]


新宮 志歩さん(26歳)
ラジオDJ・レポーター・MC
(SOプロモーション所属)                     

▼どんなときにウナギを食べたいと思いますか?
-鰻重、白焼き、肝焼きと、毎日でも食べたいぐらいうなぎラバーです。実際は、これは決めたいと思った仕事の前や、大きな現場が終わったときなどに食べる私の「癒し」であり、「パワー」的な存在がうなぎです。

▼ニホンウナギが絶滅危惧種に指定されましたが、伝統の食文化を絶やさないためには何をすべきだと思いますか?
-飲食とは関係ない仕事のため、皆さんのご苦労は見たり聞いたりしているだけになりがちですが、まずは正しい現状を知ること。そして、感謝しつつたくさん食べる機会をつくることが一番だと思っています。

▼お仕事のやりがいをお聞かせください。
-鰻関連の方含め、中央区を中心にたくさんの方にラジオを通してインタビューをしています。幅広い分野のゲストを番組にお迎えし、その魅力をリスナーの皆さんに伝えられることがこの仕事の醍醐味です。私自身もかなりの食いしん坊なので、美味しいもののお話を聞けるだけでただただ幸せです!

▼お仕事ではどのようなことを心がけていますか?
-インタビュー相手や取材先の方と一緒になって楽しむこと。そして、人から言われたことは全て受け入れて実行することです!

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美味!!「鯉」メニューのお店11〈2016年7月25日号掲載〉 [鯉シリーズ]


福岡県筑紫野市「鯉 ひろまつ」

「マックスバリュで『鯉の洗い』を地道にPR」

鯉料理を提供しているお店を紹介する「美味!!『鯉』メニューのお店」シリーズ。11回目を迎える今回は、西鉄二日市駅から車で10分、福岡県筑紫野市内にある「鯉 ひろまつ」。こちらは、50余年の歴史を持つコイ養殖最大手で年間800トンを誇る広松養魚場直営で、約25年前から営業をスタートしている。

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「鯉 ひろまつ」の外観

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「鯉 ひろまつ」の店内

「当初は、持ち帰り専門店でしたが、お客さんからのご要望もあり、イートインのスペースをまずは自宅で始めました。しかし、昼も夜も、となるとさすがに無理が生じ、店舗をつくることになりました」。
そう説明してくれたのは広松養魚場の広松正道専務取締役。1、2階合わせ、テーブル席・小上がり含めて計45席を数える店舗では「鯉アライ」630円、皮のコリコリとした食感が楽しめる「皮つきアライ」800円、「鯉のタタキ」800円、「鯉カルパッチョ」800円、「鯉定食」(鯉アライ、鯉コク、小鉢、鯉の甘露煮、香物、ご飯)1,600円、「ウロコチップ」150円、「鯉の甘露煮」420円、「鯉の南蛮漬」315円、「鯉コク」(大)420円、(小)210円、「鯉のあんかけ」3,500円、「鯉鍋」(3〜4名分)6,000円と、養鯉場直営だけにメニューも豊富だ。ほかにもウナギ、スッポン、アユなどもラインナップされている。

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「皮つきアライ」

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「鰻定食」

「多くの鯉メニューの中でもとくに『鯉アライ』、『鯉コク』がよく出ますよ。うちでは、鰻定食も提供させていただいていますが、一緒に鯉アライを頼む方も多いです。原料となるコイは流水式養殖で育ったものを扱っていてとくに身も締まっています」。

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店内のいけす

一方、国内最大手だけにコイの流通についてはどう見ているのだろうか。周知のように平成15年に起きたコイヘルペス問題による影響は根深く、当時、全国で8,000トン近くあったコイの養殖生産量は平成27年には3,256トンと半減以下となっている。生産者でもあり、流通業者でもあり、販売者でもある広松専務には、現状がどのように映っているのだろうか。

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「鯉のうろこチップス」

「正直、現状維持が精一杯です。ひとつの目標としては、コイヘルペス問題が起きる前の時点に戻すことで、地道にコイをアピール、営業をかけているところです。お陰様で昔からつながりのあるバイヤーさんを通じて、筑後川水系沿いのイオングループのマックスバリュ14店舗で『鯉の洗い』を扱っていただくことになりました。また5月1日の『鯉の日』に合わせて同月1〜5日の期間に行なわれた、佐賀県小城市のコイ料理の名所である清水(10件ほど鯉料理専門店が軒を連ねる)でのイベント『清水鯉まつり』では、テレビ、新聞、雑誌等メディアも取材、幅広くPRしていただいた。若いカップルから年配の方まで老若男女、多くの人にきていただきました。11月に行なわれる「清水竹灯り」という、紅葉のライトアップで有名なイベントもあり、そうした機会にいかにコイをPRしていくかが大事。まずはコイを一人でも多くの人に食べていただくことが大事ですから」と話しながら、またひとつの案として「“全国食用鯉品評会”で受賞したコイ料理をまとめたレシピ本を製作し、ホテルや旅館に配布、どんどんコイ料理を提案するのもいいかもしれない」と話している。

ビタミンE、コラーゲンを豊富に含むほか、体を構成するタンパク質に必要不可欠なアミノ酸が20種以上も含まれる等、美肌・健康に欠かせない商材、コイ。一にも二にも、“PRが大切だ”と強調する、コイ養殖最大手・広松専務のさらなる働きかけを注目したい。

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広松養魚場の広松正道社長(左)と、子息の真太朗さん

▼<ひろまつ>
〒818-0073 福岡県筑紫野市塔原西2-18-8
電話:092-922-3457
営業時間:[月・水〜金]11時〜19時30分[火]11時〜15時30[土・日・祝]11時〜20時


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最新号20.5.25発行しました!! [本紙記事/速報]


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主な内容〈10ページ建て〉
▼新仔初揚げシーズンイン 「無理な厚飼いなく成育順調」(山本組合長)「アソートは需要に見合った4尾主体」(柴崎組合長)
▼6月半ばから潤沢な流通!〜愛知三河一色、夏に向けて供給体制万全〜
▼3ヶ国1地域で81.7㌧ 〜中国が全体の半数占める〜
▼コロナ影響甚大、昨対半減の53㌧に 〜東淡4月分〜
▼鰻用2ヶ月連続のプラス 〜4月の養魚用配合飼料生産〜
▼全国の鰻蒲焼支出額、3ヶ月連続のプラス 〜家計調査3月分(速報)2人以上の世帯〜
▼今ここ Be Here Now 〜大高未貴のなんくるないさぁ〜 その84〜
▼故はらたいら氏命名「かくれうなぎ」通販でも購入可能に 〜「かくれうなぎ誕生の店 川八」静岡県南伊豆町〜
▼浮世絵で見る江戸のうなぎ 〜藤嶋亜弥のうなぎと刻む私の時間!!その9〜
▼新型コロナで出荷・価格とも前年より下降 〜天然アユ初競り/岐阜市中央卸売市場〜
▼魚屋で遭遇したウナギ(?)に大興奮! 〜髙崎竜太朗のウナギストワールドツアー54〜
▼「少しでも応援できれば」『疫病祓符(えきびょうはらいのふ)』奉製 〜京都・三嶋神社〜
▼今号のうなLady Vol.164
▼お取り寄せうなぎ 〜自宅でゆっくり“うなぎ食”〜
▼お店で美味しい料理、素晴らしいサービス 「新生活様式云々も、飲食店の“ここ”は変えるべきではない」〜「日本橋いづもや」三代目・岩本公宏氏が切実な訴え〜
▼全国鮎養殖漁業組合連合会・木村泰造会長に聞いた 〜ネット通販は活路あり 簗に観光客呼び込む工夫も〜
▼支援なければ日本の水産業は終わる/新型コロナ禍による市場の現状と現場の声 〜皆大変であることを理解してほしい(東卸・山﨑副理事長)〜
▼「事態はむしろ悪化」第二波懸念 〜淡水魚組合・木原組合長〜
▼4月の訪日外客数ほぼゼロに!日本政府観光局
▼タクシー会社の大栄交通が鰻専門タク配サービスを開始 〜鰻専門店の負担はゼロ、エリアは東京23区と武蔵野市・三鷹市〜
▼練馬のお魚やさん 丸川水産 今旬のオススメ!その29
▼前年比2割安の573円/kg 〜銀ザケ市況〜

その他。


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